犬のなかでも超小型犬のチワワですが、ご飯の量はどのくらいがいいのか悩んでいる飼い主さんは多いのではないでしょうか?
チワワの成長に合わせて与える量や質も、調整していくことで愛犬が元気でいられるようになるものです。
ドッグフードなど、与える量の目安が書かれていますが、それが全て最適なご飯の量だということではありません。
チワワのなかでも、オスとメスで大きさが違ったり、同じメスでも成長の度合が違ったり、子犬と老犬で食べる量が違ったり、などの個体差があるので、その子ごとに合わせていく必要があるでしょう。
今回は、チワワのご飯の量や回数、与え方などについてご紹介していきますので、食事管理の参考になると嬉しいです。
チワワのご飯の量って?
チワワが一日に必要とするご飯の量は、子犬・成犬・老犬などの成長の度合いによっても変わってきます。
すべてのチワワが、ドッグフードなどのパッケージに書かれている推奨量が適量とは限りません。
実際に、愛犬の体重や食いつき、身体の大きさなどを考えて決めて与えるご飯の量が適量なのかを判断してあげることも必要でしょう。
適量の判断は「糞便」からも確認できる?
愛犬へのご飯の量が多いのか少ないのかの判断基準に、「糞便の状態をみる」ことが挙げられます。
糞便とは、消化されずに対外に排出された食べ物のことをいいます。
ご飯の量が少ないとき…硬いぽろぽろした便
糞便の状態が、耳たぶくらいの柔らかさで、拾ったときに少し便のあとが残るくらいが、「ご飯の量が適量」と判断できますよ。
糞便の状態から、大切な愛犬の体調や健康状態もチェックできますよね。
私が飼っているチワワですが、最近なんとなく元気がないなぁと思ったとき、ころころと水分の少ない糞便をしていることに気づきました。
ご飯の量を調節して、消化しやすいようにフードをお湯で少しふやかして与えてみたところ、体調も回復してきたので、糞便の状態って判断基準になるんだなぁと実感しました。
飯の与え方や回数は?
適量を考えるときに、ご飯の与え方や回数はどうしたらいいんだろう?と思いますよね。
あなたは愛犬に、1日に何回ごはんを与えていますか?
チワワのご飯の回数も、子犬・成犬・老犬と成長の段階ごとに変化を与えることが必要です。
胃の小さい子犬の頃は、1日3~4回程度にわけて少量づつ与えるといいでしょう。
特に子犬は勢いよくご飯を食べる傾向があるので、一度にたくさん与えずに少量づつ与えることで消化不良で体調を崩してしまわないように対策ができます。
成犬になれば、朝と夜の1日2回にわけて与えるといいでしょう。
飼い主の生活リズムもありますし、1日の回数はあくまでも目安として考えて、生後3カ月を過ぎた子犬には、少しづつ1日2回に切り替えていくようにするといいですね。
急激に回数を減らすと、愛犬にとってストレスになったり、お腹が空きすぎて体調が悪くなったりするので、注意してくださいね。
私が愛犬にご飯を与える回数を切り替えたときは、1日2回に切り替えるとき、1回に与えるご飯の量を少しづつ増やしていきました。
ゆっくり切り替えたことで、体調不良なども起こさずスムーズに1日2回に切り替えることができました。
チワワのご飯の量は?【まとめ】
チワワって、食べることが好きで、小さな体のわりに食いしん坊が多いと言われています。
だからといって、食べるだけ与えていると、肥満になったり、消化不良を起こしたり、愛犬にとっても、飼い主にとってもいいことはありません。
くりんとした瞳に、愛らしい姿でご飯を催促する姿は本当にかわいいのですが、ちゃんと愛犬の健康状態をみながら、ご飯の量を管理していってくださいね。
あなたの大切な愛犬が、健康で長生きできるかは、あなたの健康管理が重要になってきます。
愛犬が元気にすごせるように、食事を通して健康管理してあげてくださいね。