口ひげや眉毛がフサフサで人気が高いミニチュアシュナウザーは抜け毛が少ないと言われています。
見た目の可愛らしさも人気ですが抜け毛が少ない事も人気の理由の1つなのかも知れませんね!
抜け毛が少ないミニチュアシュナウザーの毛が抜ける生え変わりの時期はあるのでしょうか?
原因を知る事でミニチュアシュナウザーの抜け毛の心配は減りますよね?
そこで、この記事ではミニチュアシュナウザーの毛が抜ける原因について詳しく説明。
抜け毛の症状や対処法を併せて解説していきます。
Contents
ミニチュアシュナウザーは換毛期がなく毛が抜ける量は少ない
ミニチュアシュナウザーの毛が抜けるのには何か原因があります。
普段あまり毛が抜けない犬種だからこそ脱毛の異常に早目に気づく事ができますね。
犬種によって毛の生え変わる時期の換毛期に非常に多くの毛が抜けます。
犬の被毛はシングルコート、ダブルコートの2種類があります。
2層になっているか換毛期で抜けるかの違いなんです。
ミニチュアシュナウザーはダブルコートの被毛です!
ダブルコートの場合、換毛期の時期にはオーバーコートが多く抜け落ちます。
ミニチュアシュナウザーの場合、換毛期がないため毛が伸び続けるので抜け毛が少ないのです。
ミニチュアシュナウザーは外の刺激から体を守る硬めのオーバーコートと柔らかい毛質
アンダーコートで体温調節をしています。
ミニチュアシュナウザーはダブルコートでありながら換毛期がないので抜け毛は少ないという事なんです!
ミニチュアシュナウザーの皮膚疾患で毛が抜ける!
抜け毛が少ないミニチュアシュナウザーの毛が抜ける多くの原因が皮膚による疾患です。
ここでは特に多い疾患の原因や症状と治療法について説明していきます。
*アトピー性皮膚炎
•原因
ハウスダスト、花粉、ダニなどが原因で起こるアレルギー性皮膚炎。
•症状
脇、お腹、足先、足裏、目、口周りと体全体に痒みが出たり湿疹が見られる。
かゆみがひどくなると、かきすぎやなめすぎによって皮膚に炎症を起こし皮膚に傷がついてしまう。
•治療法
特に小さなうちから症状がある場合は完治は難しく皮膚のバリア機能を高める事やアレルゲンとなる可能性があるものを遠ざけてあげる。
*膿皮症
•原因
皮膚にもともと住んでいる常在菌が異常増殖したり皮膚の免疫機能の低下や常在菌が悪さをする事で発症する。
•症状
初期症状は背中、内股に膿ほうと呼ばれる膿の溜まった小さなニキビのようなできものができる。
これがはじけ、ドーナツ状のかさぶたになりますが、かゆみで皮膚が赤く炎症を起こしたりかさぶた部分が脱毛する。
•治療法
広い範囲の場合や、かゆみ炎症がひどい状態は抗生剤での治療や抗菌性の薬用シャンプーで薬浴。軽度の場合、投薬はせずに薬浴だけでよくなる事が多い。
*脂漏症
•原因
皮脂分泌が多くなってしまう事で起こる。
•症状
体全体がベタつき脂っぽくフケもでる。
その部分をかゆがるようになり脱毛が見られるようになる。
放置するて常在菌が異常増殖して、マラセチアや膿皮症などにもつながる。
•治療法
出過ぎた皮脂を取り除き乾燥を防ぐため保湿をする薬浴を行う。
こちらは放置しないよう早目の受診をおすすめします!
悪化しないよう病院で処方された適した物を使用しましょう!
ミニチュアシュナウザーの毛が抜ける時の対処法
病気による抜け毛の原因の多くは脱毛症や皮膚炎です。
免疫力の低下や皮膚のバリア機能の低下によっておこる膿皮症の対処法と皮膚疾患の対処法をいくつか紹介していきます。
*免疫力、皮膚のバリア機能の低下によっておこる膿皮症の対処法。
•食餌を皮膚ケアに変えてみましょう。
•トリミングは月に1〜2回、定期的に出し清潔な状態を維持しましょう。
•自宅ではこまめなブラッシングで毛玉のもつれを防ぎましょう。
ブラッシングすることで皮膚の異常を見つけることができます。
皮膚にブラシをあてることで皮膚への刺激にもなり、マッサージ効果で血流もよくなります。
*皮膚疾患の対処法
抜け毛が少ないからと被毛の手入れを怠ってしまうと皮膚疾患になることもあります。
ミニチュアシュナウザーの毛が抜けるのは少なめですが長毛は伸び続け抜け毛が落ちにくい特徴から体に残っているかもしれません。
ブラッシングやシャンプーで取り除いてあげましょう!
毛が残った状態は通気性が悪く蒸れてしまい皮膚疾患になってしまうこともあります。
皮膚や被毛に絡まったホコリやゴミをブラッシングをすることで、すみずみの汚れが取れるので体を清潔に保つことができます!
ミニチュアシュナウザーの毛が抜ける原因と対策【まとめ】
毛が抜けにくく抜け毛が少ないミニチュアシュナウザーですが、こまめなブラッシングは必要なんですね!
ブラッシングによってマッサージ効果になり結果として皮膚が健康になります。
これは、どの犬種にも言える事ですね!
毛が絡んでからではケアが大変になってしまいます。
いつまでも健康な毛でいられるように週に1〜2回はブラッシングをしましょう!