猫のごはんは2種類あります。
カリカリとした固いドライフードと、シーチキンのようなウェットフードです。
どれを選べばいいのかわからないほど多くの種類がありますね。
その中でも安全なウェットフードについて調べてみました。
無添加でおすすめのウェットフード、安全で猫の健康に良いのはどんなフードなのでしょうか。
安全なウェットフードの見分け方などを解説していきます。
Contents
安全なウェットフードの選び方
安全なフードとして、できる限り無添加のものを選びましょう。
添加物とは、フードの保存期間を長くしたり、菌の繁殖を防いでくれたりとありがたいものですが、たくさん摂取することで健康に悪影響を及ぼすものがあるのも事実です。
出来る限り無添加か添加物が少ないものを選びましょう。
ウェットフードはドライフードに比べて添加物が少ないものが多いです。
ウェットフードは缶やパウチなど密閉性の高い保存容器で、使い切りであることがほとんどだからです。
また、フードの主原料が肉か魚のものを選びます。
裏面の成分表示に一番目にまぐろやささみなど、具体的な肉や魚の名前が記載されているのもです。
○○ミートなどは自然な肉や魚ではないので避けましょう。
猫はもともと肉食なので、穀物の消化が苦手です。
なので主原料は肉や魚が望ましく、グルテンフリーがおすすめです。
キャットフードには総合栄養食と記載されているものがあるので、そちらを選びます。
総合栄養食とは猫に必要な栄養がすべて入っているフードのことです。
とくに猫は生後12か月ごろまで成長期で多くの栄養とカロリーを必要としています。
一般食と記載のあるキャットフードでは栄養不足になってしまいます。
パッケージに書いてあることをよく読めば、安全なものか、栄養価は足りるかなどすべてわかります。
キャットフード選びのときにしっかりチェックしましょう。
避けるべき添加物
添加物はすべてが悪いものではありませんが、避けるべきものもあります。
・合成酸化防止剤
(ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、エキシトシンなど)
発がん性のリスクがあります。
酸化防止としては自然由来のローズマリーエキスなどが使われているのもがおすすめです。
エキシトシンについては、人の食品には使用不可になっています。
・合成着色料
(赤色102,106など)
アレルゲンになりやすいとされており、発がん性のリスクも高いです。
着色料は見た目をよくするためのものであり、猫には不要です。
・合成保存料
(安息香酸ナトリウム)ビタミンCと一緒にとることで猛毒のベンゼンが発生します。
(ソルビン酸)染色体異常や成長抑制を引き起こす可能性があると言われています。
合成添加物はすべてが危険ということはありませんが、できるだけ自然由来のほうが安心ですね。
猫のウェットフードのおすすめ
ウェットフードだけでもたくさん種類がありますが、いくつか紹介します。
・カナガン チキン&サーモン
スープ入りのフレーク状。全年齢対象のウェットフードです。
人工添加物、穀物不使用で安心です。
総合栄養食なので、これ一つで栄養を賄えるのもおすすめポイントです。
・シシア キャット ツナ&ビーフ
こちらは総合栄養食ではなく、ドライフードに混ぜて与える一般食です。
1歳以上から推奨になっています。
人間も食べられる原材料でできており、無添加・無着色・穀物不使用です。
・カルカン 子猫用 まぐろ
子猫用の総合栄養食です。
離乳食としても食べやすい小さめフレークをゼリー仕立てにした形状となっています。
無添加ではありませんが、栄養がしっかりとれておすすめです。
・ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット
ムース状で初めての離乳食にもぴったりです。
高栄養・高カロリーなので妊娠中や授乳中の母猫にもおすすめです。
猫のウェットフード(無添加)のおすすめ【まとめ】
キャットフードはたくさん種類がありますが、安全で栄養価が高いものを選びたいですね。
添加物については、ドライフードよりウェットフードのほうが少ないことが多いので無添加のフードも見つけやすいと思います。
ウェットフードは食欲がない時にも、香りが強いので食欲がそそられるようです。
水分量も多いので水分摂取が苦手な猫にもおすすめですね。
食事は生きる上で必要不可欠です。
安心で安全なものを選んであげましょう。