うさぎが仲間に異変を知らせたり、何か怖い思いをした時などに後ろ足をダンッと踏み鳴らす仕草を通称「足ダン」と言います。
うさぎを飼育している方なら一度はその仕草を見たことがあるのではないでしょうか??
この足ダンですが、結構大きな音がするので、急にされるとびっくりしますよね。
また、特に異変がないのに立て続けに足ダンしていたりすると、何か人間には見えない物が見えているのかな、、と怖くなったりもします。
この、足ダンですが、家庭で飼育されているうさぎはどのような時にするのでしょうか?やはり怖い思いをしている時にするのでしょうか。
また頻繁にする場合はどのような理由があるのでしょうか?
今回はうさぎの足ダンについてまとめていきたいと思います。
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うさぎの足ダンは色々な感情の表れ!怖い時以外に楽しい時にする事も!
筆者が以前飼育していたうさぎは足ダンをほとんどしない子でした。
8年程飼育していたのですが、1,2回見た事がある程度でした。
けれど、現在飼育しているうさぎはとても頻繁に足ダンをします。
特に、家にお迎えしてから1ヶ月程経った、生後3ヶ月くらいの頃はとても頻繁にしていました。
例えば、うさぎをサークルから部屋に放した際に、まずダンッと踏み鳴らし、その後もうさぎが動く度にダンダンと足ダンをしていました。
こんなに足ダンをするうさぎを飼った事がなかったので、心配になった筆者はうさぎを飼育している友人何人かに聞いてみました。
すると、うさぎはどうやら、嬉しくてテンションが上がっている時も足ダンをするようです。
また、家族が大きい声で話している時や、家族の誰かがおならをした際も!足ダンをするといった話を聞けました。
また、地震が起きた際もしばらく足ダンしていたり、ケージに入れられると不満で足ダンし続けたり、と色々なエピソードを聞く事ができました。
うさぎの足ダンには、理由がある場合がほとんどですが、怖い時や異変を感じている時以外に、嬉しい、楽しい時にも足ダンをする事があるというのは目から鱗でした。
足ダンが止まらない時はどうしたら良いの??
筆者のうさぎは、その後しばらくしたら頻繁に足ダンをする事はなくなリました。
けれど、中には、一晩中足ダンをしていて、その音があまりにも響くので、飼い主が寝不足になってしまったという話も聞きます。
そんなに足ダンしているという事は、何か不満があるのか、どうしたら良いのか心配になりますよね。
うさぎがすごく頻繁に足ダンしている場合は、恐らく何か原因があるのでその原因を探しましょう。
もし、他に生き物を飼育しているのであれば、その子達がストレスになっているのかもしれませんし、ケージに入れられた事を不満に思っているのかもしれません。
また、思春期を迎えたうさぎも頻繁に足ダンすることが多いようです。
人間と同じで、思春期のうさぎも自我が芽生え、自己主張が強くなります。
自己主張の一つとして足ダンをしているのかと思います。
前述した、筆者のうさぎも生後3ヶ月〜5ヶ月の時に頻繁に足ダンしていたので、思春期のせいだった可能性が多いにあります。
その場合は、時間の経過と共に落ち着いてくるので、他に異変がなければ、様子を見ましょう。
また、特に思い当たる原因がないのに、突然足ダンが止まらない時は体調不良の可能性もあります。
食欲や排泄に注意しながら、いつもと様子が違うようでしたら、受診する事をお勧めします。
足ダンのし過ぎは良くないの!?
足ダンをよくするうさぎは、足の裏を痛めてしまう事があるので、足に優しいマットなどを敷いてあげましょう。
中には、足ダンした際に硬い物を踏んでしまって、踵を骨折してしまったという事もあるようです。
足ダンを頻繁にするうさぎには、怪我をしないように環境を整えて配慮してあげましょう。
うさぎの足ダンが怖い【まとめ】
いかがだったでしょうか。うさぎの足ダンについてまとめてみました。
足ダンは話す事ができないうさぎの数少ない自己主張の一つです。
嬉しい、楽しい、怖い、不満と色々な感情を表しているので、ぜひうさぎをよく観察して、心の声を聞いてあげてください。