子猫はまんまるとした目が印象的でとても愛らしいですよね。
オスメスの見分け方として、顔にちがいはあるのでしょうか。
体も小さく、顔もかわいい子ばかりで、パッと見ただけでは見分けがつきませんね。
しかし生後数か月で見分けがつく特徴もあります。
また、性格もオスとメスではちがいます。
子猫のオスメスの見分け方、顔や性格の特徴、性別による行動のちがいなどを解説していきます。
子猫のオスメスの見分け方
子猫のオスメスの見た目でのちがいで見分けられるようになるのは、生後2ヶ月を過ぎたあたりからといわれています。
生まれたてのうちは顔を見ただけでは分かりにくいようです。
子猫のオスメスの顔での見分け方を紹介します。
メスに比べるとオスのほうが輪郭は大きいです。
ほほが肉厚なので必然的に輪郭が大きくなります。
ひげが生えているところがオスのほうがぷっくりします。
メスは目が大きく、鼻は小さいです。シャープな印象を持つ方が多いのではないでしょうか。
体のサイズ感についても、オスのほうが大きくなることが多いです。
子猫のうちから足が太いことが多いので足の太さをみる見分け方もあります。
骨格や筋肉が発達しやすいため、オスのほうが大きくなるようです。
メスはすらっとした体形の子が多いですよ。
子猫1匹の顔をみても性別を見分けることは難しいかもしれません。
オスとメスを並べてみると分かりやすいでしょう。
性別による行動のちがい
見た目ではなく、性別によって行動のちがいもあります。
・オス
活発な子が多く、野生であれば行動範囲も広いです。
おしっこでにおいをつけて縄張りを示すための行為、マーキングをします。
縄張り意識がつよく、けんかにつながることもあるでしょう。
オスには決まった発情期はなく、メスにつられる形で始まります。
・メス
オスと比べるとマイペースな子が多く、警戒心も高いので行動範囲は狭いです。
年に数回発情期があり、その時にスプレー行動といわれるマーキングのような行動をします。
発情期には、人間の赤ちゃんのような大きな鳴き声でオスを呼びます。
ペットとして家で飼う場合、去勢する方もいるでしょう。
去勢すれば、メスの発情期の大きな鳴き声やスプレー行動はなくなり、オスのマーキングも減ることが多いです。
オスとメスで性格はちがう?
性格にもオスメスでちがいがあります。
オスは好奇心旺盛でやんちゃな子が多いです。
やんちゃ故、遊びが激しいこともあります。
野生で生活するオスはけんかもよくしますし、けがも多いです。
家での運動は落とされたくないものや倒れて困るものはしっかり固定しておくのがよさそうです。
オスは甘えん坊でもあるので、飼い主にも甘えたがるでしょう。
猫の方から撫でてほしいとすり寄ってきたり、添い寝してくれたり、かわいい一面もあります。
メスはマイペースでおっとりしていますが、神経質で警戒心が強く、クールな子が多いです。
家に来客があると、一目散に逃げ隠れるなんてこともあります。
べたべたと甘えることは苦手ですが、甘えたい気持ちが全くないわけではありません。
ツンデレ気質な子が多く、猫らしい性格とも言えますね。
子猫のオスメスの見分け方【まとめ】
子猫のオスメスを見分ける方法を紹介しました。
顔の特徴や体の大きさ以外にも、性格もちがうことがわかりますね。
オスが顔や体つきがしっかりして大きい、メスは体つきも顔もシュッとしてクールな印象ということで見分けがつきそうです。
性格も対象的で、やんちゃで甘えん坊のオス、マイペースで猫らしいツンデレ気質なメスとかなりちがうようですね。
もちろんすべてが当てはまるということではありません。
うちの子はオスなのに当てはまらないかも?と思うこともあるかもしれませんが、猫にも個性があるので当然ですよ。