猫はのんびりすごしているイメージが強いと思います。
日向でお昼寝をしている描写なども多いですよね。
猫は体力がなく、持続して遊び続けることはできません。
しかしストレスなどから遊び続け、やめるよう促してもやめない子がいます。
相手を続けることも大変ですよね。
体力のないはずの猫がずっと遊びたがる理由や、対策を紹介します。
Contents
猫がずっと遊びたがる原因
猫は体力がありません。長時間遊び続けるのは猫に負担がかかります。
特に子猫の時期は10分遊び続けるとへとへとになり、ご飯も食べられないほど疲れてしまいます。
体力、持久力がないのにずっと遊びたがる原因として考えられることがいくつかあります。
・興奮と刺激
猫は興奮しやすく、新しい刺激を求める傾向があります。
遊びは猫が興奮し、興味を引かれるための手段です。
特に猫が新しいおもちゃや遊び道具に興味を示すのは、その刺激的な要素が関係しています。
・実は遊び足りていない
飼い主にとって「飼いネコがずっと遊びたがっている」と感じていても猫側にとっては必要十分な遊び時間が足りていない場合もあります。
飼い主が、病気や高齢で体力ない場合などはこのように感じやすいかも知れませんね。
また、多頭飼いの場合、あそんでいるつもりでも平等に遊べていないのかもしれません。
ほかの猫におもちゃをとられてしまって満足できていないことがあるようです。
・楽しく夢中になりすぎている
とくに子猫に多いですが、遊びが楽しくて夢中になっていると遊ぶのをやめたくなることもあるようです。
夢中になるほど楽しい遊びができているのは、猫のことを理解できている証拠ですが、猫のためにはやめさせることも大切です。
猫が遊びすぎるとどのようなデメリットがある?
猫が遊び過ぎると、以下のようなデメリットが生じる可能性があります。
過度な疲労
:
遊び過ぎると、猫が疲れすぎる可能性があります。
疲れが溜まると、猫の体力や免疫力が低下し、健康問題が発生する可能性があります。
筋肉の痛みやけが
遊びの過程で、猫が激しい運動やジャンプを行うことがあります。
過度な運動は筋肉の痛みやけがを引き起こす可能性があります。
ストレスや不安
遊びが過度に興奮状態になると、猫がストレスや不安を感じる可能性があります。
特に猫が環境の変化や他の動物との競争に直面している場合、過度な遊びは猫のストレスレベルを高めることがあります。
攻撃性の増加
遊びが過度に興奮状態になると、猫が攻撃的になる可能性があります。
他のペットや家族メンバーに対して攻撃的な行動をとることがあります。
睡眠の減少
遊びが長時間続くと、猫の睡眠時間が減少する可能性があります。
睡眠不足は猫の健康や行動に影響を与える可能性があります。
したがって、遊びは猫の健康と幸福にとって重要ですが、過度に興奮しすぎることは避ける必要があります。
適度な運動と休息のバランスを保つことが重要です。
猫が遊び続けるときの対策
猫は1回の遊びの時間は10分程度でやめる必要があります。
10分を1日2回ほどがよいといわれています。
夜間も走りまわるほど体力がある子であれば3回までは増やしてもいいですが、10分でやめるようにします。
遊びをやめても遊んでと催促が激しい、ずっと遊びたがる場合も相手にしないようにしましょう。
別室へ移動してしまうのもいいですね。
おもちゃを使って遊んでいる場合は、やめる度にかくしてしまいます。
猫が開けることができない引き出しなどに片づけましょう。
多頭飼いで満足できていないことが考えられる場合は、順番に遊んであげるようにします。
待っている猫はゲージに入れておくなど、混ざれないようにするのもいいですね。
飼い主として遊びの相手をすることは当然ですが、何度も遊ぶ時間をとれないときもあります。
そんな時は、ひとりあそびできるボールなどを準備してあげましょう。
体力が余っている場合もひとりで運動できるのでおすすめです。
猫がずっと遊びたがる原因と対策【まとめ】
時間がある限りは遊んであげたくなりますが、体力の少ない猫にとって負担になるのでやめましょう。
時間を決めて、毎日遊んであげることで習慣になり、ずっと遊びたがることはなくなります。
不安がある場合には解決してあげることも大切です。
適度な運動は必要ですが、遊びすぎは健康にもよくないです。
遊ぶだけでなくスキンシップの時間を増やすのもおすすめですよ。