子犬が水をよく飲む時に飲み過ぎ?と思うことありませんか?
大量の水を飲んでいたら心配になりますよね!
特に子犬の時期は大丈夫?と不安になることもありそうです。
子犬が水をよく飲む時に水の量って制限する必要があるのでしょうか。
1日に必要とする水分量の適量はどのくらいなのか。
摂取量を知っていれば飲み過ぎなのか判断できますよね。
また、子犬が水をよく飲む時は何か原因があるのかも知れません。
そこで、この記事では子犬が水をよく飲む時の適量を詳しく説明。
原因や対策を解説していきます!
Contents
子犬が水をよく飲むのは異常?1日の適量は40〜60ml
子犬が飲む水の量は制限する必要がないと言われています。
ですが1日の摂取量を知っておく事で子犬の様子もわかります!
では1日の水分量の目安はどれくらいなんでしょうか。
尿量も水の飲み過ぎか判断基準にしましょう。
•尿量の目安(犬の体重1kgあたり)20〜45ml
子犬が水をよく飲む時や飲み過ぎ?という状態が続いている場合、普段からの飲水量をこまめに確認しておく事で判断しやすくなります!
子犬が水をよく飲む原因
子犬が水をよく飲む時、以下の事が考えられます。
*体の脱水状態
夏の暑い時期の脱水症状から飲水量が増加します。
いつもより多い運動量や外で長時間過ごした時。
特に口を大きく開いて呼吸をしている時は熱を体の外に出そうとしているサインです!
*薬の副作用
ステロイド剤の中(アトピー性皮膚炎の治療薬)に尿量が増える作用があり必然的に飲水量が増えます。
治療薬をもらう際に事前に確認すると安心です!
*食事
食事がウエットからドライに変更すると水を飲む量が増えることがあります。
食事に含まれる塩分が多い場合、喉のかわきから多飲につながります。
*ストレス
飼い主さんとの過ごす時間が少なくなったり環境の変化などで大きなストレスを感じる事でも水を飲む量が増える場合もあります。
中には飼い主さんの気を引こうと水を欲しがる仕草をする事も多いんです!
*暑さが原因
いつもより多い運動量の場合の脱水状態によるもの。
外で過ごした時間が長い場合もあります。
中には病気の場合もあるんです!
目安となる量より飲水量が増えている状態が長く続いている場合、病気の兆候かも知れません!
成犬がかかる病気も紹介していきます。
犬が水をよく飲む理由が病気が原因の場合
ここでは子犬に限らず犬が水をよく飲む理由が病気の場合について解説します。
糖尿病
代表的でシニアに多い。
体重の減少や嘔吐、下痢の症状が見られます。
対策は食生活でバランスを取る事と適度な運動が予防になります!
慢性腎臓病
多くは気づいた時にはひどくなっています。
高血圧や糖尿病と関連して発症することもあります。
進行すると尿毒症や腎不全を引き起こします。
多飲多尿、尿の色が薄くなる症状から始まります。
進行するにつれて嘔吐、貧血、歯肉が白っぽくなる症状が見られます。
クッシング症候群
過剰にコルチゾールというホルモンが分泌されます。
とくにシニア期に多く見られます。
老化現象に似ていることで発見しづらいのが特徴です。
多飲多尿の他に脱毛が左右対称に見られます。
お腹がふくれたり、呼吸もはやくなる症状も見られます。
発見が遅れると肺血栓症や糖尿病、膵炎の合併症を引き起こす可能性があります。
早目の対処をしましょう!
子宮蓄膿症
メス犬が避妊手術していない場合かかりやすいです。
細菌が膣から子宮に入り込むことによって起きます。
進行すると尿毒症や腎不全、子宮の破裂にともなう腹膜炎のリスクがあります。
早期に発見するのが重要です!
こんな症状が伴う多飲、多尿がしばらく続く場合、速やかに病院へ連れて行きましょう!
子犬が水をよく飲む飲み過ぎの場合の対策
いつもより飲み過ぎか判断する時、1日の適量と比較する事で健康トラブルも早目に気づく事ができます!
以下の2つの方法で普段の1日の摂取量を把握しておきましょう!
•子犬の1日の摂取量の記録を1週間記録してみる。
飼い主さんのできることが対策となります!
子犬が水をよく飲むのは問題ないの?【まとめ】
摂取量を把握しておく事で子犬のサインを早目に気づいてあげる事ができるという事がわかりました。
ストレスなどの原因でも水をよく飲む事もありますが、多飲多尿の症状となると子犬の体にも負担がかかります。
明らかに水を飲む量が増えている場合どこかにトラブルがあるのかも知れません。
気になる場合は早目に受診をしましょう!
最後までご覧下さりありがとうございました!