犬が食べるごはんといえば、「ドッグフード」が定番ですよね。
「ドッグフードって、砕いたほうが食べやすいのでは?」
「ドッグフードの潰し方って、どんな方法があるの?」
こんな疑問を持ったことはありませんか?
ドッグフードにはいろいろな形や大きさがありますが、噛む力が弱くなっている高齢犬や、口の小さい小型犬にとっては食べにくいかもしれません。
ドッグフードを正しい潰し方で、食べやすくしてあげることで食欲も増すこともあるでしょう。
今回は、ドッグフードの潰し方、粉末にする理由、粉末にするときの注意点についてお話したいと思います。
Contents
ドッグフードを粉末にする理由
ドッグフードを粉末にする理由は3つあります。
子犬や高齢犬がたべやすくなる
犬の食べ方は、あまり噛まずに飲み込むことがほとんどです。
だからこそ粒の大きさをみながら、必要に応じて粉末にしてあげることで食べやすくなります。
うまく食べることができなくて、吐き出したりする心配もなくなりますよね。
食べやすく食いつきやすくなる
食べやすくないものは食べたくないと思うのは、犬だけではないですよね。
お腹が空いたら食べてくれるかもしれませんが、食べ始めるとやっぱり食べにくいからと、食べるのをやめてしまうかもしれません。
もし、愛犬がドッグフードを食べ残す場合は、ドッグフードの粒の形や大きさをチェックしてあげるといいですよ。
愛犬に適した粒の大きさがない
いろんな種類のドッグフードを試したり、小粒を選んでみたり、愛犬のために適したものをさがしたりしますよね?
たくさん調べた結果、どうしても愛犬に適した粒の大きさがないときには、粉末にしてあげることで食べてくれるようになります。
ドッグフードの潰し方
ドッグフードの潰し方は、いろいろありますが、今回は5つご紹介します。
棒や木づちで叩く
まとめてたくさん砕くことができるのがいいですよね。
潰し方のポイントは、砕く分だけをビニール袋に入れてからまな板に乗せて、棒や木づちで叩くといいですよ。
袋に入れることで、叩いたときにドッグフードが飛び散ることを防ぐことができます。
すり鉢を使う
棒や木づちで砕くのと同じく、まとめてたくさん砕くことができます。
すり鉢とすり棒の角度をうまく調整することで、ドッグフードが飛び散ることを防ぐことができますよ。
コーヒーミルを使う
コーヒー豆を砕くときに活躍するコーヒーミルを使うと、叩いたりするよりも手間がかかりません。
注意しないといけないのは、人間用にコーヒー豆を砕くために使っていたものを使わないことです。
使いまわすことで、犬が摂取してはいけないカフェインがドッグフードに混ざってしまうので、絶対に使いまわさないでくださいね。
ミキサーを使う
電動でドッグフードを砕いてくれるため、手間がかからず時間も短縮することができます。
粉末にする場合、潰し方の調整が難しいかもしれませんが、効率よく砕くことができますよ。
フードクラッシャーを使う
特殊な刃が、回転しながらフードを粉末にしてくれるものです。
ペット用に作られたものもあるので、つかってみるといいですよ。
ドッグフードを粉末にするときの注意点
ドッグフードの潰し方はわかったと思いますが、注意点についてもお伝えしますね。
砕くと傷みやすくなる
ドッグフードを砕くことで、空気にふれて酸化しやすくなり、傷みやすくなります。
いちどにたくさん粉末にすることは避けて、必要な分だけにしましょう。
砕いた粉末が歯につきやすくなる
粒の状態のドッグフードよりも、粉末のほうが歯につきやすくなります。
粉末を与える場合は、歯磨きをしっかりしてあげることをおすすめします。
粉々にしすぎない
食べやすくなるとはいうものの、あまり粉々にしすぎると、食べるときにむせてしまう可能性が高くなります。
もし、細かくなりすぎた場合は粒の残る状態のドッグフードに、ふりかけのように上からかけて与えることをおすすめします。
ドッグフードの潰し方【まとめ】
・ドッグフードの潰し方は、自分の手や器具を使うことがおすすめ
・ドッグフードを粉末にするときの注意事項チェックしよう
ドッグフードを砕く理由には、犬が食べやすくなることや、子犬や高齢犬だから、などのいろいろな理由があります。
潰し方にも、自分自身の手を使ったり、器具を使ったりと、方法はたくさんあります。
愛犬の状態をみて、自分に合った潰し方をすることをおすすめします。