リクガメを飼ったばかりの方やこれから飼おうか考え中の方は、リクガメは臭いがする生き物なのかどうか対策などあるのか気になると思います。
実はリクガメ自体にはほとんど臭いはありません。
ではリクガメを飼っていて臭いが気になることがあるのでしょうか?
臭いがあるならどんな場合なのでしょうか?
リクガメは臭いの?
リクガメじたいは臭くない
冒頭文にも書きましたがリクガメ自体はほとんど匂いはしません。
ただし、リクガメを取り巻く環境が臭いこともあります。
リクガメの排泄物について
リクガメは臭いがあまりしませんが、リクガメの排泄物はどうでしょうか?
リクガメは糞と尿と尿酸と呼ばれる白い塊のようなものを排泄します。
初めて見た方はびっくりされると思いますので、尿酸について少し書いておきますね。
リクガメは尿と一緒に尿酸を出します。
尿酸とはタンパク質のカスのようなものです。
乾燥地帯に住むリクガメにとっては普通の生理現象で、水分が体から必用以上に出ないように尿ではなく白い塊のようなドロッとしたもの(ペースト状)を排泄します。
私もうちのリクガメが初めて尿酸を排泄した時は、これは何だろう?ととても驚きました。
参考動画リクガメにとって尿酸を排泄することはとても大事で健康のバロメーターのひとつと言えます。
尿酸が適度にドロッとしているのが良い状態です。
パサパサしてジャリッとした感じだと脱水状態なので、温浴などして水分補給に努めましょう。
尿と尿酸はあまり臭いがしませんが、やはり糞は臭いがします。
草食ですが動物の糞とはまた違った臭いがします。
うちで飼っている犬が庭で糞をするとその糞にはすぐハエが来るのに、ベランダで放し飼いしているギリシャリクガメの糞にはハエがきません。
うちのリクガメは野菜と野草だけで育てていますが糞はやはり臭いますので、何でハエが来ないのだろう?と不思議に思ったことがあります。
ハエが来なくても臭いはしますし、特にリクガメが糞を踏んでしまい引きずりながら歩かれてしまうと、リクガメからも臭いがしてしまいます。
どの生き物でもそうですが糞は臭いますし衛生上良くないので、見つけたらすぐ取り除きましょう。
清潔にしているとリクガメは臭いがあまりしませんので、臭いが気になることはないでしょう。
トイレのしつけはできるのでしょうか?
残念ながらリクガメにトイレのしつけはできません。
温浴をすると体が温まり排泄することが多いので、温浴を定期的にしてこちらで排泄を管理することは可能かもしれません。
うちのリクガメは明るくなると起きてきて朝のうちに尿をするので、朝になるとケージから出してベランダで排泄させます。
温かい季節はそのまま日光浴させています。
ケージが臭いこともある
ケージ内が不衛生になると、そこから発生する臭いが問題となることがあります。
ケージ内を掃除するよりベランダの方が掃除が楽なのでうちではそうしています。
飼育で使っている床材もまめに取り換えましょう。
リクガメは臭いがあまりしませんし、尿や尿酸にも臭いがあまりないとはいえ、取り換えずにいるとやはり臭いますしカビてきたりします。
餌の食べ残しが臭い
餌の食べ残しも腐ったりすると臭いますので、食べ終わったら残ったものは取り除くなどしていつまでも置いておかないでおきましょう。
置いておくと餌の上を歩いてしまい、あちこちにばらまいてしまうこともよくあります。
うちのリクガメは食べ残したものを置いておいても、また食べることはあまりありません。
野菜などの食べ残しは置いておくとしなってしまい美味しくないのかなと思います。
やはり新鮮なものが好きなのかなと思います。
飼っているリクガメを観察していると色々と習慣や癖などがわかってきますので、トイレのしつけはできませんが排泄のタイミングを見計らうことは可能だと思いますよ。
リクガメは臭い?【まとめ】
リクガメは臭いがする生き物ではないですが、生き物ですので排泄物には臭いがありますし、やはり生き物を飼っている以上多少の臭いを感じることはあると思います。
臭いの対策としては、糞をしたら早く取り除き、餌の食べ残しも置いておかずに取り除きましょう。
床材も定期的に替えてあげましょう。
うちでは床材の取り換えが面倒になってきて、結局ペットシートの上に人口芝のマットをひくスタイルに落ち着きました。
定期的にペットシートを取り換えてマットを洗っています。
飼い主の負担にならないやり方が一番だと思いますので、ご自身に合った臭い対策でリクガメがいる生活を楽しんでくださいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。