最近私の飼っている猫も目やにが多くなってきたし片目が開いていないところを見るようになってきました。
目やにを取ったり撫でてあげたりするとだんだんと目がゆっくりと少しずつ開いてはきますが病気で目やにが出ているで目やにが出ているのか、どこかにぶつけて目の色が変わったのかなど心配になりますよね。
子猫のうちは成猫などに比べてどのような行動を起こすか予測不可能なのでさらに心配になりますね。
人間も目やにが他人よりも多く出る人もいますよね。
子猫たちも人間と同様の理由なのか調査をしていきたいと思います。
Contents
子猫の目が開かない!?
子猫の目が開かないと息はしていても心配にはなりますよね。
基本子猫は生後2週間から平均16日以内には目が開くと言われていますが子猫によっても成長速度が異なるため、しばらく様子を見てあげてください。
片目が早くても片目が遅く開くということもありますので様子を見てあげましょう。
ただ、生まれたばかりや閉じている目なのに目やにがついている場合には注意が必要かもしれません。
子猫の目やにの原因
- 生理現象
- 細菌・ウイルスの感染(病気)
- 外傷により角膜がなどが傷つけられている
- ゴミなどの異物混入
- けがをしている
以上の原因があげられます。
それでは詳しく見ていきましょう。
生理現象
まずは生理現象です。
目に入ったゴミや老廃物を排出するため出る目やになのでそこまで気にしなくても大丈夫です。
他の原因はさらに命にも関わる問題なのでしっかり子猫を観察しましょう。
細菌・ウイルス感染(病気)
猫ヘルペスウイルス、カリシウイルス、ウイルス性鼻気管炎、クラミジア、流涙症、結膜炎があります。
症状を1つずつ見てきましょう。
猫ヘルペスウイルスとカリシウイルスは2つとも感染症の病気です。
症状としてはくしゃみや鼻水、発熱、食欲不振、さらに結膜炎などがあげられます。
私たちの肉眼?では主に上記の前2つの症状しか見ることが困難で風邪とよく似ているため病院に連れて行った際の診断で驚く方も多いと言われています。
こちらの感染にかかると目やには黄色や緑っぽい色です。
疲労などで目やにが出ることもありますが上記の色が出たら注意しましょう。
こちらの症状が出るときは疲れた時や体力が低下したときにでるので普段は元気にしていたのに落ち着いている、元気がなく見えたら少し疑ってみましょう。
風邪だろと思うよりは飼い主が安心する方を選びましょう。(訳:病院にレッツゴー!)
カリシウイルスは生後6~10週目くらいに発症しやすいと言われていますのでこの時期は特に気にかけていた方がいいかもしれません。
◆ウイルス性鼻気管炎
ヘルペスウイルスに感染したことによって起こる感染症の病気です。
上記の症状に加え、子猫の場合は免疫が弱いため肺炎になる可能性も高いので要注意です。
目やにの色は涙がこぼれ、ついている目やにが茶色に変化すると感染している恐れがあると言われています。
◆クラミジア
こちらも感染症です。
「猫クラミジア」という細菌により発症します。
症状は結膜炎や鼻炎、気管支炎、肺炎などがあげられます。
かかりやすい時期は2~6か月頃と言われています。
この症状にかかった場合の片目に炎症が起き、そのあとにべたべたした目やにが出ます。
感染してから3~10日後くらいに発症してくるのでしっかり観察しておきましょう。
目やにの色は黄色または緑です。
べたべたの目やには結膜炎になっている可能性が高いので至急病院に連れて行きましょう。
◆流涙症
常に目の周りに涙が溢れている病気です。
目やにが増えていたり、涙やけが出来ていたらこの症状になっているかもしれません。
※涙やけとは→涙の跡が黒くなること
◆結膜炎
目やにやまばたき、涙が多くなります。
目の充血も気になったら症状を疑いましょう。
結膜が起きている状態で目に異物混入があるとウイルス性鼻気管炎やカリシウイルスに発症してしまうかもしれません。
覚えておきましょう。
感染症はここまでですね。
外傷により角膜などが傷ついている
こちらは言葉のままです。
ゴミなどの異物混入したら痛いですよね、人間でも。
人間と同様に子猫も目に入ってしまったら目を傷つけてしまっています。
それにより掻いてしまい悪化して炎症を起こしてしまいます。
けがをしている
これはゴミなどが入ってしまっていてけがをしていて炎症したりしていますが、それ以外にお世話をしていると手が目に当たってけがをしてしまうこともあるので注意をしましょう。
子猫って思っているよりも小さいのよね。
私の猫は成猫以上だけど今日も当ててしまって誠にごめんてなったのでみなさん注意してください(笑)。
本当に笑い事じゃなくて。
子猫の目やにの取り方
用意するもの
・カット綿か化粧用のコットンかガーゼ
・38度のお湯
やり方(取り方)
①38度のお湯にカット綿かコットン、ガーゼのどれかを入れる。
②お湯がたれない程度に指先でお湯に入れたものを絞ります。
③やりやすい指に綿等をのせ目頭の下側を優しくおさえましょう。
④おさえたら鼻の方に動かしながら目やにを取ってあげましょう。
こちらが一般的なやり方(取り方)です。
病院から薬を貰いやる方法はありますがその場合は獣医さんに聞いたやり方にしましょう!
他にも目薬を使う取り方もあります。
目薬が嫌いな子猫には一般的な取り方の方法をお勧めします。
もし目やにの取り方を目薬にしたい場合は目薬を子猫の見えないところで持って、子猫をなだて落ち着かせてからやりましょう。
取り方の注意点
無理にとらないこと。
これは嫌がることはやらないって感じですね。
嫌でも取りたいって気持ちが勝っちゃいますが感情をおさえましょう。(自分に言い聞かせています。)
良くない取り方をすると今後取るときに影響してきますからね。
アルコールは使用禁止。
ペットが舐めても安心なウエットティッシュ売っていてとても便利だとは思いますが目やにを取るのにはお勧めしません。
一般的な取り方に書いたようにまず温度が違いますからね。
冬の時期に触ると冷たくて何回も触っているのに毎度びっくりしています(笑)
目やにの量が多い原因などが分かってもそもそも正常の目やにが分からないと困りますよね。
まず正常な目やにの色は赤や茶色。
褐色であれば正常(生理現象)の目やにと判断して大丈夫です。
目やにの色が黄色か緑の場合は角膜炎など良くない症状が発症していて常態化している恐れがあります。
目やにが白い場合は初期症状です。
赤や茶色以外はなるべく早めに対処したり、病院に連れて行ってあげましょう。
子猫の目やにの取り方【まとめ】
まず色につては上記で述べた通り赤、褐色、茶色以外の場合は早急に対処してあげましょう。
目やにのせいで目が開かなくなることもあるのでしっかり目やにの量や色に注目しながら観察して成長を見守りましょう。
目やにの原因としてはほぼ感染症でなるということが分かりましたね。
原因について全項目に触れていないように感じますが情報の中でまとめてしまったのでお許しください。
感染しているかを早く気付くためにも日頃の観察を大切にすることとこの時期に発症するかもしれないと分かっている感染症に対しては出来る対策をしておくといいですね。