脱皮前には目が白濁する、拒食、便秘、神経質になる、水入れに浸かりっぱなしになるなどの兆候がみられます。
その兆候が見られてから1度目の白濁が引き、1~2週間後に脱皮するという流れになります。
拒食をしている場合は脱皮後に食べだすことが多いので無理強いする必要はありません。
湿度は高めにしておくと脱皮が円滑に進むので、目の白濁がひいたら湿度を高くしてあげると良いでしょう。
コーンスネークの脱皮の頻度と兆候は?
コーンスネークの脱皮頻度はベビーの頃は2週間に1回など高頻度で脱皮していきます。
そしてその後アダルトになるにつれて脱皮の頻度が下がっていき、2~3ヶ月に1回で落ち着いていきます。
コーンスネークは脱皮前になると以下のように様々な兆候を見せることがあります。
*ご飯を食べなくなる
*便秘をする
*神経質になる
*水入れに浸かりっぱなしになる
このような状態が見られたら脱皮前の兆候ですので、もし神経質になっている様子がみられたらそっとしておきましょう。
水入れにずっと入っているのは脱皮をしやすくするためと言われていますので、個体が水に浸かっていない時に様子を見て水を交換してあげてください。
また、餌を食べないとしてもそれは脱皮をしやすくするための行動ですので無理強いをしないようにしましょう。
また、便秘も心配にはなりますが、多くの場合は脱皮と一緒に排泄をする可能性が高いのでしばらく様子をみるようにしましょう。
コーンスネークの脱皮頻度はベビーの頃は2週間に1回など高頻度で脱皮していきます。そしてその後アダルトになるにつれて脱皮の頻度が下がっていき、2~3ヶ月に1回で落ち着いていきます。
コーンスネークの脱皮の期間は?餌と湿度はどうする?
コーンスネークが脱皮の兆候を見せてから脱皮をし終えるまでの期間は個体によって若干の違いがありますが、おおよそ1週間~2週間程度かと思います。
脱皮のタイミングとしては目の白濁などの脱皮前の兆候が表れた後、目の白濁が1度引き、その後脱皮をするようなタイミングになります。白濁が引いたらいよいよ脱皮ですのであまり構いすぎないようにしてあげてください。
コーンスネークは脱皮を円滑に進めるために餌を食べなくなることがあります。
食べるようであれば与えても良いですが、今は食べなくても脱皮が終われば食べてくれる場合が多いので、無理強いする必要はありません。
脱皮の際はコーンスネーク自身も水に浸かって脱皮をしやすくしているように、湿度が高いほうが脱皮がしやすいと言われています。
そのため、脱皮の兆候が見られ、目の白濁がひいたくらいのタイミングでケージ内の湿度を上げておいてあげると良いかと思います。
コーンスネークはいつまで脱皮してどれぐらいの大きさになる?
コーンスネークが脱皮する理由は成長に伴い体を大きくするためという点もありますが、体を清潔に保つために脱皮をしていると言われています。
そのため、アダルトになってからも定期的に脱皮をし、体をきれいに保っています。
ベビーの頃は太さも小指ほどしかなく30㎝程度のベビーでも、アダルトになると重さは900g、大きさは120㎝~150㎝程度までになります。
初心者向けの蛇でもある程度のサイズになりますので、飼うときには覚悟をして飼うようにしましょう。
まとめ
コーンスネークなどの蛇は基本的に一本脱ぎと言われる形で脱皮をします。
もし脱皮後の皮が一本脱ぎではなかった場合、湿度が足らなかったことが考えられます。
それでも脱皮が出来ていればよいのですが、脱ぎ残しなどが残っているとその部分が壊死してしまうことも考えられるため、剥がれたような脱皮殻だった場合にはきちんと脱皮が出来ているかどうか確認をしてあげましょう。
もし脱ぎ残しがあれば熱すぎない蒸しタオルなどでふやかしながら優しく取り除いてあげましょう。