アダルトになると徐々に回数や頻度も減り、最終的には1週または2週に1回程度の頻度になります。
アダルトになってもベビーの頃と同じ給餌スパンでいると蛇が肥満になってしまうので注意しましょう。
蛇にあげる餌は種類にもよりますが、基本的にはマウスになります。鶏肉は栄養価が低く餌には向きません。また蛇の中でも「タマゴヘビ」は卵を丸のみする種類になります。
蛇に餌を与える頻度と回数は?
蛇に餌を与える頻度と回数は蛇の大きさによって変わります。
ベビーの頃には体を大きくするために排泄を確認した後に与えるような頻度になります。
蛇の種類によって回数は変わりますが、2日に1回~4日に1回程度になると考えられます。
成長につれて餌の頻度や回数は少なくなっていき、アダルトになる頃には1週または2週に1回になります。
アダルトになっても排泄を確認した後に与えるというベビーの頃の給餌スパンを続けていると肥満になってしまい、最悪の場合死に至る原因になってしまう可能性もあるため、蛇の体型を確認しながら給餌スパンを変えつつ与えていくようにしましょう。
蛇にあげる餌は鶏肉?マウス?卵?
蛇は種類によって与える餌が変わりますが、ボールパイソンやコーンスネーク、セイブシシバナヘビなどのメジャーなものはピンクマウス~アダルトやリタイヤマウス、ラットなどを食べます。
時々動画サイトなどで蛇に鶏肉を与えている様子も見られますが、鶏肉も食べないことはありませんが蛇の餌としては栄養価が低すぎるため、食べないということはありませんが蛇の餌としては向きません。
また、ハムスターをマウスの代わりに与えている様子も一時問題になりましたが、ハムスターは脂肪分が高すぎるため、こちらも餌としては向きませんので、マウスを食べる蛇にはマウスを与えるようにしてください。
蛇の中でも「タマゴヘビ」という蛇はタマゴを丸のみして、体の中で殻を割って中身だけを食べ、後に殻だけを吐き出す蛇もいます。
このタマゴヘビの場合は卵を主食とするため、うずら~鶏の卵まで、その蛇の体の大きさに合った卵を準備してあげるようにしましょう。
蛇に餌をあげる際の注意点は?
蛇に餌をあげる際には、マウスの場合必ず完全に解凍したのを確認してから与えるようにしましょう。
マウスの中身が半解凍のままであると蛇が消化不良を起こしてしまうことがありますので、必ず触って解凍できたことを確認してから与えるようにしてください。
また、マウスは大きすぎても飲み込むことが難しくなり、小さすぎても体の発育が不十分になってしまいます。
マウスのサイズを選ぶときには蛇の胴体と同じくらいの大きさのマウスを与えるようにしてください。
顔より大きいマウスを与えることになるので一見飲み込めなさそうに見えますが、蛇は顎の骨が繋がっていないので口を大きく開けることが出来、きちんと飲み込むことが出来ます。
まとめ
蛇に餌を与える際には発育を考えてもきちんと成長時期に合った餌を与えるようにしましょう。
前述もしましたが、ハムスターなどは脂肪分が高く餌に向かないため与えないようにしましょう。
きちんとしたサイズの餌をきちんとしたタイミングで与えることで、ヘビを健康に育てることが出来ます。餌の与えすぎも肥満になってしまうので、注意しましょう。
蛇は個体にもよりますが半年程度餌を食べなくても生きていくことは可能ですが、水を切らすことは絶対にNGですので水だけは切らさないように注意しましょう。