海水魚の飼いやすい代表種!どんな種類が初心者向けなの?

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この数年で、海水魚を趣味として飼育することも珍しくなくなりました。

海水魚を扱っている熱帯魚ショップも増え、飼育に興味を持つ方も多いのではないでしょうか。

今回は、初めて海水魚を飼育する方におススメの代表種をご紹介します。

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目次

海水魚の飼いやすい特徴は?

まずは個別に種類をご紹介する前に、飼いやすさのポイントを解説します。

ずばり、飼いやすい海水魚とは次のような種類です。

  • 丈夫で病気になりにくい
  • 小型
  • 餌付きがよく何でも食べる
  • 性格が温和

まずは、丈夫で病気になりにくい種類です。

基本的に海水魚は淡水魚よりも水質の悪化に弱く、病気への抵抗力も強くありません。

初めて飼うのなら、少しでも丈夫な種類を選びましょう。

この意味で、国産ブリード個体を選ぶのもいい方法です。

次に、なるべく小型の種類を選びましょう。

海水魚は淡水魚よりもはるかに多様で、市販されている水槽では飼いきれないような種もたくさんいます。

運動量が多くより広いスペースを必要としますし、狭い水槽で大型種を飼うと水質悪化の原因になります。

また、餌付きの良さも重要です。

これは、淡水魚にはないポイントではないでしょうか。

実は、海水魚には偏食する種が多く、餌で困ることも少なくありません。

できれば、ショップでフードに餌付けられているものを選びましょう。

最後に、性格が温和な種類です。

淡水魚ではベタのオスが激しく争うことが知られていますが、相手が死んでしまうまで闘争を繰り返す種類が海水魚には何種もいます。

単独で飼えば解決する問題ではありますが、そういう種類は避けた方が無難です。

では、これらを踏まえて私がおススメする種をご紹介しますね。

海水魚の飼いやすい代表種

カクレクマノミ

今日の海水魚人気の火付け役といっても過言ではない、海水魚の代表種です。

ディズニーの有名映画「ファインディング・ニモ」で一躍有名になりましたね。

クマノミの仲間は何種類か知られていますが、その中でもカクレクマノミは小型でおとなしく、丈夫で飼いやすい種類です。

餌も何でもよく食べるため、餌付けで苦労することもありません。

イソギンチャクとの共生が有名ですが、実はイソギンチャクがいなくても特に問題なく飼育できます。

国内ブリード個体もコンスタントに流通しているので、そういった個体なら非常に飼いやすいと思います。

デバスズメダイ

淡い色彩が非常に美しい、小型のスズメダイの仲間です。群れを作る習性が強いので、5~10匹程度で飼育するとまとまって泳ぐ様子を観察できます。

タイドプール(干潮のときにできる潮だまり)に閉じ込められることもある魚なので水質悪化に強く、何でもよく食べる丈夫な魚です。

スズメダイの仲間は総じて飼いやすい種が多いのですが、超有名種であるルリスズメダイやシリキルリスズメダイは非常に気が荒く、数匹で飼育するとお互いに殺しあって1匹だけになってしまいます。

その点でも、デバズスメダイがおススメです。

ハタタテハゼ

ハゼというと地味な雰囲気を想像するかもしれませんが、とても多様性に富んだ仲間です。

趣味として飼育される海水魚にも、ハゼの仲間は何種類か入っています。

ハタタテハゼはその中でも特に飼いやすく、美しい種類といえるでしょう。

ピンと立った背びれがトレードマークで、遊泳性が強く、小型ながら水槽に寂しさを感じさせない魚です。

ただし臆病なので、ハタタテハゼだけで飼うのが理想です。

水質維持にややコツが必要ですが、小型水槽で単独飼育する、という手もあります。

海水魚の飼いやすい代表種!【まとめ】

海水魚は淡水魚よりも種類が豊富で、その場限りで輸入される種も多く、ショップで目移りすることも少なくありません。迷ったときは、

  • 丈夫で病気になりにくい
  • 小型
  • 餌付きがよく何でも食べる
  • 性格が温和

というポイントを押さえて種類を選ぶといいでしょう。

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