プラティが増えすぎる?稚魚を管理する対策方法を解説!

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グッピーと同じ卵胎生のメダカの仲間で、ずんぐりした体形がかわいらしいプラティですが、グッピーと同じく繁殖も容易です。

そのぶん、たくさん増えすぎて困るのではないか、と心配される方もいますが、結論からいえば増えすぎて困る殖やし方とそうでもない殖やし方があります。

今回は、プラティの繁殖についてご紹介します。

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目次

プラティってどんな魚?

熱帯魚ショップでは必ずと言っていいほど見かけるポピュラーな熱帯魚で、メキシコ原産です。

ずんぐりした体形からは想像しにくいですが、実はメダカの仲間で、グッピーと同じグループに属します。

グッピーよりもやや大型で、5~6センチ程度に成長します。

性格はおとなしいものの臆病ではなく、水槽内を活発に泳ぐためにぎやかな印象のある魚です。

グッピーと同じく卵胎生で、一度に20匹ほどの稚魚を出産します。

これは、人間のように赤ちゃんを妊娠しているのではなく、お腹の中で卵をかえしてから、ふ化した稚魚を生んでいるのです。

いくつかの改良品種が知られており、尾びれの根本にミッキーの顔のような模様が入るミッキーマウスプラティが有名で人気です。

一方、ワイルドのプラティは珍しく、ほとんど見かけることはありません。

プラティが増えすぎる?プラティの基本の増やし方

自然繁殖

冒頭で述べた通り、プラティは繁殖が簡単で、殖えすぎて困る殖やし方とそうでもない殖やし方があります。

自然繁殖は、困るほどには増えない繁殖方法です。

性成熟に達したプラティのオスとメスを一緒に飼育していると、いつの間にか交尾してメスが妊娠しています。

普通、プラティを単独飼育することはないので、きちんと雌雄を分けて飼育していない限り、こうなる可能性は高いでしょう。

妊娠したメスをそのまま飼育していると、水槽内で出産し、稚魚が生まれます。

これが、自然繁殖です。

稚魚は水草などの影に隠れ、自分で餌を探して食べながら育ちますが、成魚に見つかれば食べられてしまいます。

自然繁殖の場合は稚魚の大半が食べられてしまうので、そう簡単に殖えすぎるということは起こらないのです。

ただし、徐々にではありますが数は増えていくので、自然繁殖させる場合はあとから数が増えることを考えておきましょう。

ブリーディング

特に、ミッキーマウスプラティなどの品種のクオリティを保ったまま繁殖させて血統を維持したいと思ったら、自然繁殖ではなくちゃんと隔離して計画的に繁殖させることになります。

稚魚を取りたいペアではない組み合わせで繁殖されては困るので、普段は雌雄を別々に飼育し、ペアリング水槽でペアを一緒にします。

メスのお腹がしっかりと張ってきたらオスをもとの水槽に戻し、メスが出産したらメスも戻します。

そのまま、稚魚は親魚と分けて飼育すれば、効率よくたくさんの稚魚を残すことができ、その中から次の世代の種親を選ぶこともできるようになります。

ただし、効率よく稚魚を残せるということは、それだけ多くの稚魚を飼育することになる、ということです。

最終的にはグッピーよりも大きくなる魚ですから、グッピーよりも設備の規模は大きくなります。

飼いきれる数に抑えておくか、引き取り先を探しておくようにしましょう。

プラティが増えすぎる?【まとめ】

プラティを雌雄一緒に飼育し、特に妊娠メスを隔離せず自然繁殖に任せていたら、殖えすぎて困ってしまうほどの数になることはほとんどありません。

ある程度の数まで殖えたら落ち着くはずです。

きちんと隔離して繁殖させると、その分成魚まで育つ稚魚の数も多くなり、殖える数を見誤ると飼いきれないくらいになるかもしれません。

もし計画的なブリーディングに挑戦するのなら、稚魚の数が調整できるように管理するか、手放す魚の引き取り先を考えておくようにしましょう。

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