部屋んぽとはペットをケージから出して部屋の中を散歩させることです。
うさぎにとってストレスや運動不足解消のためには部屋んぽはなくてはならないものです。
この部屋んぽに必要な時間は1日30~1時間と言われ、頻度は毎日行うことが好ましいと言われています。部屋んぽ中はサークル内のトイレだけでなく、別の場所にもトイレを設置してあげるようにしましょう。
また、床は硬すぎず柔らかすぎず、摩擦が少なく爪が引っかからないジョイントマットやクッションマットを使用してあげるようにしましょう。
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うさぎの部屋んぽはどれぐらいの時間や頻度が必要?
うさぎを部屋の中に放して自由に遊ばせてあげることを「部屋んぽ」と呼びます。
この部屋んぽはうさぎの運動不足解消やストレス解消に必ず必要なことになります。
部屋んぽに必要な時間は、1日30分~1時間程度が必要と言われており、頻度は1日に1回は必ず必要だと言われています。
Twitterでのうさぎの部屋んぽ時間についてのアンケートによると毎日2時間以上部屋んぽをさせている飼い主さんが多いようです。
しかし、部屋んぽの時間があまりに長すぎると、急用などで部屋んぽが出来ない日が出来てしまった場合に、うさぎに強いストレスを与えてしまう可能性がありますし、飼い主試合の注意が薄れて思わぬ事故を引き起こしてしまうこともありますので、適度に部屋んぽをさせてあげるようにしましょう。
うさぎのトイレはサークルの中に以外にもトイレを設置しよう!
うさぎは部屋んぽをさせている際にはサークルの外にもトイレを設置するようにしましょう。
うさぎは部屋んぽ中に決まった場所の何か所かにトイレをしてしまうことが多く、飼い主にもストレスになってしまうこともあります。
そのため、サークルの中以外にもトイレを設置してうさぎのトイレを増やしてあげましょう。
トイレは平べったい犬用のトイレのようなものを使うよりも、箱型になっているものの方がうさぎは安心してトイレが出来るようです。
また、うさぎはおしっこを飛ばす習性があるため、そのことを考えても箱型のトイレを準備しておく方が良いかと思います。
うさぎの部屋んぽの際は床に何を敷けばいいの?
うさぎは犬や猫と違い、足の裏に肉球がありません。
そのため、部屋んぽの際にフローリングのままであると、足が滑ってしまうことがあります。
また、うさぎは喜びを表現する際にはジャンプをしたりするため、その際にも足が滑ってしまい、思わぬケガを招いてしまう可能性があります。
そのため、うさぎが部屋んぽをするスペースは滑らないようにしてあげることが絶対条件になります。
よくうさぎの飼い主さんでカーペットをしている方を見かけますが、実はカーペットも要注意になります。
うさぎの爪は小さい上に伸びるとカーブをしていきます。
また、爪切り後は爪が尖っていることもあり、カーペットに引っかかってしまい爪が折れて出血してしまうことも考えられます。
カーペットでもループパイルはカーペットの毛が丸まっているため、爪が引っかかりやすくなるので注意しましょう。カットパイルの毛であれば、引っかかりにくいですが、やはりカーペットを使用する際には注意しておきましょう。
うさぎの部屋んぽに好ましい床材はジョイントマットやクッションマットのように硬すぎず摩擦が少なく、爪が引っかかりにくいものを選びましょう。
うさぎに多い病気としてソアホックが挙げられますが、このソアホックも足裏への負担で炎症を起こしてしまう病気になります。
そのため硬い床であり、摩擦が大きいとソアホックを引き起こしてしまうリスクが高くなるので、柔らかすぎず硬すぎないマットを選んであげましょう。
うさぎの部屋んぽに必要な時間は?【まとめ】
うさぎの部屋んぽは毎日行うことが好ましいですが、飼い主の急用などで出来ない日があっても実は大丈夫と言われています。
もちろん、毎日できない環境は良くはありませんが、1日や2日出来なくても大丈夫。その変わり、出来る時にたくさん部屋んぽをさせてあげるようにしましょう。
また、うさぎがかかりやすい病気であるソアホックを予防するためにも、床材には気を付けてあげるようにしましょう。
部屋んぽ中のトイレもある程度しつけが必要なので、おやつなどを使ったり、うまくできたときにはたくさん褒めるなど、しっかりとしつけをしてあげましょう。