うさぎは種類によって体格も違いますし、同じ種類でも大柄な子と小柄な子の差が激しくなります。
そのため、体重の数字ばかりで適正を測るのではなく、触った感覚で破断するのも良いかと思います。
ダイエットには運動コントロールと食事のコントロールをする必要があります。
しっかりと遊ばせ、牧草やペレットの量をしっかりと調整してあげるようにしてください。
ペレットの中には低カロリーのものもたくさんありますので、獣医さんやショップの店員さんと相談しながら選ぶようにしてみてください。
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うさぎの適正体重は?
うさぎは種類によって大きさが異なることから一概にうさぎの適正体重を言うことはできません。
また、同じ種類でも大柄の子と小柄な子の差が大きく、見極めるのが難しいと言われています。
そのため、うさぎの体型がちょうどいいかどうかは、以下の基準で見分けるようにしましょう。
うさぎの痩せすぎ
- 背骨、肋骨、股関節や臀部肉付きがなく、鋭く目立っている
- 骨盤と脊椎のまわりにくぼみがある
- 脂肪と筋肉が少なく、手足が骨ばっていて移動する能力が損なわれている
うさぎの痩せ気味
- 触った時に、背骨と腰の骨が分かりやすい
- 脂肪と筋肉が少ししかない
うさぎの理想的体重
- 首~尻尾、腰までが滑らかな曲線である
- 背骨、肋骨、股関節や臀部の骨は触りやすいが、厚い布で覆われているように鋭くない
- 特にメスの顎下の肉垂を優しくつまむと皮膚のひだのように感じる
うさぎの太り気味
- 肋骨、背骨、股関節または臀部の骨を触るには、すこし圧力をかけて触らなければならない
- 見た目が丸く感じられ、肉付きが良い
- 顎下の肉垂をつまんだ時におおきなたわみがある
うさぎの太りすぎ
- 触っても肋骨や背骨と腰骨が分かりにくい
- 足首、尻尾、首のまわりに巻いたような脂肪があり、お腹が垂れさがっている
- 自由に歩き回るのが難しい
体重の数字での基準が分かりにくいうさぎですが、このように触った感触などで判断がでkると分かりやすいですよね。
うさぎをダイエットさせる方法は?
うさぎにダイエットをさせるためには、以下の点が必要になります。
食事コントロール
餌の量を減らし、カロリーの低いものを選ぶようにしましょう。具体的な餌の与え方は後述します。
運動コントロール
人のダイエットと同じように、運動をしっかりとさせるようにしましょう。
お部屋の中を話す時間を増やしたり、おもちゃで遊ばせるようにしましょう。
運動コントロールは効果が現れるまでに時間がかかりますので、長い目で見て毎日しっかりと運動させるようにしましょう。
うさぎのご飯の量や回数は?
うさぎにとっての健康的な体を作り、維持していくために最も重要なことは適切な食事とその分量になります。
うさぎは主には牧草とペレットを食べます。
主食の牧草は歯や胃腸の健康を助けてくれ、牧草だけでは足りない栄養をペレットで補うようになります。
餌の回数について朝夕2回!
餌の回数は朝と夕方以降の1日2回が基本になります。
うさぎは薄明薄暮性という習性を持っており、早朝や夕方のうっすらと明るい時間帯に活動が活発になります。
特に夕~夜にかけては活動的になることが多いので夕~四津の時間帯の餌を多めにしてあげるようにすると良いかと思います。
成長期や維持期に与える牧草の量
成長期の子うさぎにはアルファルファ牧草、維持期に入る大人うさぎにはチモシー牧草が適していると言われています。
分量はつねに食べ放題にしておくのがベストです。
牧草はうさぎの葉の飲みすぎを防ぎ、毛玉などを飲み込んでしまっている場合にはその排出を助ける役割があります。
また、胃腸の環境も整えてくれます。
分量は1日2~3回、餌箱にたくさん入れておき、食べきったところで追加分を入れてあげましょう。
1度にたくさん入れすぎてしまうと牧草の鮮度が落ちてしまうため、うさぎが食べてくれなくなってしまうため、食べきる量のみを与えましょう。
残ってうさぎが食べなかった牧草は床材として使うか、天日干しをして香りを出すか、捨ててしまっても構いません。
成長期のうさぎのペレットの量
成長期のうさぎの場合は、ペレットの量が少ないと成長不良を起こしてしまう恐れがあるので注意しましょう。
成長期のうさぎのペレットの量には定説が2つあり、①うさぎの体重の3~5%を与えるという説と、②ペレットも食べ放題にするという説があります。
肥満にならなければどちらでもよいかと思いますが、①の方法をとる場合にはしっかりと適切な量を与えて適切な体型でいるかをこまめに確認するほうが良いかと思います。
成長期のペレットの量
成長期のうさぎに対しては、ペレットよりも牧草の方が大切になってきます。そのため、体重の1~3%がベストと言われているようです。
成長期のうさぎは太りすぎても痩せすぎていても良くありませんので、牧草を中心に餌を与え、ペレットで調節をするようにしましょう。
まとめ
うさぎの肥満は呼吸のしづらさや内臓の疾患など命の関わることも多いと言われています。
うさぎなどのストレスに弱い動物は、病気の状態もストレスになり、病院に移送することでさえストレスになってしまい、どんどん弱らせてしまいます。
そのため、そうならないためにもしっかりと日頃から体重や運動管理をして、肥満にならないように気を付けましょう。
また、痩せすぎも体調に影響してしまうため、こまめにうさぎを触って体型を確認しましょう。
また、定期的に病院にかかって健康診断をしてもらうのも1つの手段であると思います。