うさぎの中でも人気の品種、ホーランドロップは平均でも5~10年生き、中には10年以上も生きる子もいます。
オスメスの寿命の違いはありませんが、品種による違いがあります。
人気があるネザーランドドワーフは平均でも5~6年しか生きることが出来ないようで、ホーランドロップとの差は大きいですよね。
うさぎが長生きするためには、ストレスを溜めない飼い方をすることです。
十分な餌の量や運動量、しっかりと遊ばせるため自由な時間を作ってあげることでストレスなく長生きすることが出来ます。
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ホーランドロップの寿命の平均は?オスメスの違いはある?
ホーランドロップの寿命の平均は昔こそ5~6年と言われていましたが、近年では適切な飼い方をする飼い主が増えてきたため、平均寿命が伸びていると言われています。
ホーランドロップの寿命は長生きする子だと10年以上生き、平均では約5~10年と言われています。
うさぎの寿命はオスメスではあまり違いがないと言われていますが、実は品種による違いはあるのです。
うさぎの品種によっての寿命の違い
うさぎの寿命は品種によっても変わってきます。
一般的にはネザーランドドワーフは5~6年しか生きません。
ミニウサギやミニレッキス、ホーランドロップ、ライオンラビット、ジャージャーウーリー、アメリカンファジードロップなどの品種は約5~10年と言われており、長い子で10歳を超える子もいます。
ちなみにギネス記録に乗っているうさぎの年齢は18年と10.75か月と言われています。
元は野生のアナウサギだったとのことですが、それが長寿に関係があったかは分かっていません。
うさぎが長生きする飼い方は?
うさぎはとても繊細でストレスを感じやすい動物ですので、うさぎの寿命は飼育の仕方次第で変わります。
うさぎも人間と同じようにリラックスしたいときもあれば、飼い主といっしょに遊びたいときもあります。
飼い主がかまいすぎて気疲れしているときには食欲がなくなってしまったり、便の形状が変わってしまったりします。
そんなうさぎの長生きするコツをご紹介します!
*うさぎの3大習性を満たす
皆さんはうさぎの3大習性というものをご存知でしょうか?
うさぎの3大習性とは
②かじる
③隠れる(逃げる、掘る)
の3つの習性のことを言います。
①群れる
うさぎはたくさんの仲間に囲まれていることで安心し、群れの中で社会生活序列を学び、コミュニケーションをとって刺激し合うことでストレスがたまらないようにしています。
相性の合わないうさぎでは喧嘩をし、ストレスをためてしまったり、雌雄であると用意に繁殖をしてしまうため、多頭飼育の場合は喧嘩をしないかしっかりと観察したり、去勢手術が必要となります。
しかし、ペットを多頭飼育することは難しいですよね。そのため、自分が群れの一員になったように、うさぎとの間に社会的序列を作るようにしましょう。
②かじる
うさぎは目に入ったものをすぐにかじる癖があります。
実はこれも3大習性の1つですから、癖というよりは本能に基づいた行動になります。
もしケージ内のものをかじったとしても、叱らないようにしましょう。
かじることで不正咬合というかみ合わせが悪くなる状態を避けることが出来ます。
ケージ内に植物性の木や牧草で作られているものをいれておくとうさぎが好んでかじるため、入れておくと良いと思います。
③隠れる(逃げる・掘る)
野生環境下では天敵から逃れるために隠れたり、逃げるための穴を掘ったりする行動がみられます。
一方ペットのうさぎは逃げる習性はなくなるかわりに物や穴に潜って隠れたり、巣穴を掘ろうとする習性が強く現れます。
そのため、まずはうさぎをしっかりとケージ外に出して部屋の中を走らせてあげること、巣穴の代わりにハウスを準備してあげるとよいと思います。
以上の3大習性をしっかりと満たしてあげることでストレスホルモンの分泌が減ると言われています。
また、十分な運動や遊びとともに飼い主との関係を良好にすることでうさぎにとって満たされた環境となり、長生きすると言われています。
ホーランドロップの寿命の平均は?【まとめ】
「うさぎは寂しいと死んでしまう」という話がありますが、これは迷信にしかすぎません。
しかし、うさぎはとてもデリケートな動物です。
そのため、お迎え当初のコミュニケーションはうさぎが嫌がらない程度にし、徐々に一緒に遊ぶ時間を増やしてあげるようにしましょう。
そうすることでうさぎとの信頼関係を作ることが出来、抱っこなどもさせてくれるはずです。
運動量はうさぎにとってはとても大切ですので、お庭があればお庭に、なければ室内に放して自由に遊ばせる時間を作りましょう。
最近ではうさぎ専用のリードなども売られているため、活用して一緒にお散歩に出てみるのもよいのではないでしょうか。