「ヘビをペットとして飼いたいなぁ…でもどのヘビにしよう?」と考えたことがある方は1度はシシバナヘビを候補にあげたことがあるのではないでしょうか?
筆者も現在はコーンスネークを飼育していますが、以前は1度気になって探してみたことがあります。
この記事ではシシバナヘビの3つのモルフについてとその値段の相場、毒のありなしと人気のカラーであるアルビノ、スノー、ラベンダーについてまとめています。
シシバナヘビのお迎えを考えている方はぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。
Contents
シシバナヘビのモルフは大きくわけて3種類!
まずはシシバナヘビの3つのモルフについてご紹介していきます。
セイブシシバナヘビ
シシバナヘビの中でも最もポピュラーなのがセイブシシバナヘビになります。
セイブシシバナヘビはメキシコの西部に生息するヘビで、体調は60㎝ほどしかありません。
セイブシシバナヘビがペットとして人気がある理由の1つとしては、他のシシバナヘビがカエルなどの両生類しか食べないのに対し、セイブシシバナヘビはしっかりと慣らすとマウスも食べてくれるようになることが言われています。
また、品種改良も豊富で、アルビノ、スノー、ラベンダーなど多種多様なカラーバリエーションが流通しています。
トウブシシバナヘビ
カナダに分布するトウブシシバナヘビはシシバナヘビの中でも最も体が大きく、80~100㎝になると言われています。
消化器官が両生類に特化しているため、基本的には両生類しか食べることは出来ませんし、マウスを与えて食べたとしても与えすぎは消化不良を起こす危険性があるので注意が必要です。
人気は少なく、モルフの開発もなかなか進んでいませんが、マニアには人気のあるヘビです。
ナンブシシバナヘビ
フロリダやミシシッピに生息するナンブシシバナヘビはシシバナヘビの中でも小型のヘビで50~60㎝の大きさにしかなりません。
見た目はセイブシシバナヘビに似ていますが、カラーはセイブシシバナヘビに比べてだいぶ落ち着いたカラーをしています。
シシバナヘビのモルフの値段の相場は?毒があるって本当?
シシバナヘビの大きく分けた3つのモルフを紹介しました。
人気のあるないは、置いておくと、基本的にはシシバナヘビはどのモルフも飼育が可能になります。
値段の相場には少し開きがあるので、ご紹介していきます。
*トウブシシバナヘビ:7万円~
*ナンブシシバナヘビ:7万円~
トウブシシバナヘビとナンブシシバナヘビは人気が少なく、流通量が少ないことから値段が少し高めに設定してあることが多いかと思います。
また、セイブシシバナヘビは人気が高く、様々なカラーバリエーションの品種改良が進んでているため、値段に開きが出ています。
購入の前に考えて頂きたいのが「シシバナヘビは奥歯に毒がある」ということです。
シシバナヘビの口内は小さい歯が並んでおり、奥歯2本は毒牙になっています。
微弱な陣形毒しか持ち合わせていないので、死に至ることはありませんが、少し腫れたり、痺れが来ることもあります。
それでも毒には変わりなく、大人であれば良いですが小さい子どもさんがいる家庭では、子どもに触らせないように注意するなどの対策が必要になると考えられます。
1番人気!セイブシシバナヘビの人気のカラーモルフは?
セイブシシバナヘビは人気が高く、たくさんのカラーが改良されています。
今回はその中でも人気のアルビノ、スノー、ラベンダーについてご紹介していきます。
アルビノ
色素が抜け落ちて目が赤いことが特徴のモルフです。
同じアルビノの中でも体色の差が大きく、エクストリームレッドと呼ばれるものからペールイエローと呼ばれるものまで様々です。
スノー
アルビノとアザンティックを掛け合わせたモルフです。
全身が白く、目が黒くことが特徴です。
ラベンダー
体色がラベンダー色になるアルビノの一種です。
産まれたときから既に明るいラベンダー色の体色と紫の瞳孔と舌を持っていますが、腹部は暗い色をしています。
また、ベビーが赤い色をしている場合は最初の半年で消え初め、約1年後には赤色は完全に消失します。
その後腹部の暗い色も最初の2~3年で完全に消えます。
シシバナヘビのモルフ【まとめ】
いかがでしたか?シシバナヘビのモルフと値段の相場、毒があり注意が必要ということや人気のカラーについてご説明しました。
毒はありますが、シシバナヘビの中でもセイブシシバナヘビは人気も高くそこまで大きくならないため初心者にはうってつけのヘビだと思います。
また、その特徴的な鼻とずんぐりむっくりな体が女性を中心に人気が高く、流通量も多いかと思います。
大人しい性格とはいえ、個体差もあるのでお迎えをする際にはショップ店員さんに気に入った個体の性格や餌食いをしっかりと聞いておくことが大切になりますので、1度ショップを訪れて話を聞いてみてくださいね。