でも高齢になると免疫力が低下することから、体調を崩しがちになります。
また、高齢の保護犬を迎えて、今からペット保険に入れる?と心配な飼い主さんもいるかもしれません。
この記事では、11歳以上の高齢犬でもペット保険に入れる?おすすめはある?相場はどのくらい?という、高齢犬の飼い主さんの悩みにお答えしたいと思います。
万が一に備えて、ペット保険加入の参考にしてみてくださいね。
Contents
高齢犬は何歳までペット保険に入れる?
結論から言うとペット保険に入れる?入れない?の答えとしては、何歳の高齢犬でもペット保険に入れるものは2021年11月現在ではアニコム損保1件のようです。
一番多いのは7〜8歳まで、それ以上になると最高で12歳までになります。
注意点としては、保険加入時にすでに病気にかかっている場合は、その病気の補償はしてもらえない可能性があります。
保険加入には告知義務があり、通院している動物病院で書類を記載してもらったり、病院に保険会社から確認の連絡が入ることもあるので、嘘をついて加入するのは難しくなっています。
わが家は昔フェレットと暮らしている時からアニコム損保を利用していて、現在の犬を迎えてからも同じペット保険に加入しましたが、加入時に歯肉炎と外耳炎と膿皮症にかかっていたので、皮膚病に関する補償は除外されてしまいました。
また、健康な状態で保険に入っても、補償が発生するまでに1ヶ月ほど時間がかかることがあります。
その間は通院しても補償してもらえません。
保険加入の際は、加入時の病気と補償が発生するまでの時間があく点は注意してくださいね。
高齢犬におすすめのペット保険はこれ!
年齢とともに少し敷居が高くなってしまうペット保険ですが、12歳まで、そして年齢制限のないペット保険をご紹介します。
アイペット損害保険株式会社「うちの子」
https://www.ipet-ins.com/ldp/LP001/?code=01009000A
12歳11ヶ月まで加入できるペット保険です。
通院、入院、手術はもちろん、先進医療にも対応してくれる保険になっています。
アイペット保険の場合、動物病院で取り扱いがあるところも増えてきているため、かかりつけの病院がアイペット保険適用可能であれば、保険証を提示することで窓口で保険割引が適用されます。
保険は50%割引、70%割引から選ぶことができます。
12歳からは保険料が変わらない定額制(犬種などにより一部値上がりする可能性もあります)になるところもおすすめしたい理由のひとつです。
たいていのペット保険は年齢や利用回数で保険料が毎年見直しになり、だんだん高額になってきます。
アイペット保険は一番補償してほしい高齢犬に優しい保険です。
アニコム損害保険株式会社「どうぶつ損保しにあ」
ペット保険シェアNo.1のアニコム損保|どうぶつ健保しにあ (anicom-sompo.co.jp)
8歳以上から年齢無制限で新規加入ができる唯一のペット保険です。
通院補償はありませんが、入院と手術は50%、70%の補償を選ぶことができます。
アニコム損保の場合、提携している動物病院でしか使うことができませんが、私が今まで見てきた様子だと、ほとんどの病院で取り扱っている印象があります。
念のため、かかりつけの病院で取り扱いがあるかどうかを確認した上で検討してみてくださいね。
提携している病院であれば、保険証を見せれば窓口で精算可能です。
手術を受けると、入院代も合わせて高額な支払いになりますが、アニコム損保ならその場で割引が適用されるので助かりますよね。
私も手術で利用したことがありますが、20万円ほどの金額が半額で済んだ時はホッとしました。
通院補償がない点が残念ですが、万が一の時には強い味方になってくれますよ。
高齢犬のペット保険の相場はいくら?
高齢犬のペット保険の相場は幅広くなっています。
犬種やからだの大きさによって、2,500〜8,000円前後が相場です。
その後、年齢などで上がっていくことも考えられるので、若い犬のような安い金額とは言えないかもしれません。
でも、若いうちに加入しても最終的に8,000円以上に上がった犬もいるので、全体的な相場としては高齢犬で新規加入したから高いというわけではなさそうです。
ちなみにわが家の犬も3,000円くらいから始まって、6歳で4,000円ほどに上がっています。
これからもジワジワと上がっていくんだろうなぁと思います。
ペット保険で高齢犬におすすめはある?【まとめ】
高齢犬でペット保険に入れる?という心配については、限定はされますが、「アニコム損保しにあ」であれば無制限で新規加入が可能です。
また、12歳11ヶ月までであれば「アイペットうちの子」が新規加入できます。
おすすめとしては、どちらも窓口精算ができる可能性があるので、良いのではないかと思います。
ペット保険を検討した場合は、資料を取り寄せ、内容や加入条件をよく見て考えてあげてください。
また、補償適用までの期間や告知についても、しっかり確認してみてくださいね。