ボールパイソンは衣装ケースを改造して飼育することが可能です。
ケージ自作をする方法も簡単で、最低限空気穴だけ開いていれば飼育することが出来ます。
今回はボールパイソンを衣装ケースを改造してケージを自作する方法について詳しく解説していきます!
この記事を読んで、衣装ケースを改造してボールパイソンのケージ自作に是非挑戦してみてください。
Contents
ボールパイソンは衣装ケースを改造して飼うことが出来る?
ボールパイソンを飼いたいけど爬虫類用のガラスケージは値段が高いし重すぎてメンテに困る…。
そう悩んでおられる方もおられると思いますが安心してください!ボールパイソンの飼育ケージは衣装ケースで作ることが出来るんです。
作り方は簡単です。
衣装ケースの蓋に空気穴をたくさんあけるだけ。
それだけでボールパイソンを飼育することが可能です。
しかし、これだけだと保温が出来ず、冬の間はボールパイソンを死なせてしまうか冬眠に入ってしまいます。
衣装ケースで飼育をする場合は、エアコンを24時間フル稼働させてエアコン管理が必要になります。
また、蓋半分を切り取り、金網をつけて暖突などの保温器具を取り付けられるようにする必要があります。
このとき、金網ではない蓋にそのまま暖突をつけたり、電球型の保温器具を使用するのは、衣装ケースが溶けてしまう可能性があるので、絶対にやめましょう。
これ以外にもボールパイソンは消化を促すためにお腹を暖める必要があるので、必ずパネルヒーターを使用するようにしてください。
ボールパイソンのケージ自作!他に方法は?
衣装ケースは1番安価で手軽に出来ますし、メンテするときも総洗いすれば良いだけなので非常に楽ですが、如何せん見栄えは良くありません。
見栄えを気にされる方は、ぜひとも木材を使ってケージを作るという方法もあります。
木材でケージを作る方法は以下の通りです。
設計図を書く
まず不慣れな方は必ず設計図を書いて、必要な大きさを書き出してください。
「〇〇㎝の板が〇枚」というように細かく書きます。こ
の時、板厚を計算に入れるのを忘れないようにしましょう。
板厚を忘れてしまうと出来上がったときに隙間だらけになります。(経験者)
ホームセンターで木材を調達する
ホームセンターで木材を調達します。
ホームセンターによっては「1カット〇円」で真っすぐカットしてくれる所もあるので、板材をカットするのが不安な方はぜひとも利用するようにしましょう。
組み立てる
組み立てる際には板割れを防ぐために必ず下穴をあけてから行うようにしましょう。
組み立て方はYouTubeなどの動画サイトにも載っているので、ぜひとも参考にしてみてください。
前開きなどのドアに付けるアクリルやガラスは厚めのものを用意しましょう。
ボールパイソンは力が強く、尻尾で叩き割ってしまう場合もあります。
ホームセンターで取り扱いがない場合は、インターネットで専門のお店がありますので検索してみましょう。
ちなみに重さはとても重いです。
90㎝サイズの木製ケージを作った場合、女性では持ち上げて単距離を運ぶことが精いっぱいだと思います。そのため、丸洗いは難しいかと思います。
ボールパイソンの自作ケージでの保温性、保湿性は?必要な大きさは?
自作ケージの場合、気になるのが保温性・保湿性ですよね。
衣装ケースの場合は、保温性・保湿性はバッチリと言われており、むしろ気を付けないとボールパイソンを蒸し焼きにしてしまう可能性がありますので注意しましょう。
保湿の点でもむしろ衣装ケースの方が脱皮不全の可能性が低いという声もあります。
木製の自作ケージの場合も筆者の体感ではガラスケージよりも保温性・保湿性が高いような気がしています。
そのため夏は要注意ですが、冬には良いのではないかと思います。
また、木製ケージには作り方によって電球型の保温器具や暖突が設置できるため、保温も容易なのではないかと思います。
大きさはガラスケージで横90㎝×高さ45㎝×奥行45㎝が必要と言われていますので、底面積が同等くらいあるものが良いかと思います。
高さは絶対に必要というわけではありませんが、ボールパイソンの立体活動が見たい場合には高さがあるものを使用すると良いかと思います。
まとめ
筆者が1人で木材を使ってケージを自作した場合には、板厚を考えてなかったので隙間だらけの自作ケージが出来てしまいましたが、板厚もしっかり考えながら作ればとても良いケージが作れると思います。
爬虫類用ケージは見栄えも良く、前開き戸でメンテもしやすいですが、値段が高く、また重さも重たくなってしまいますので、ケージを丸洗いしたりすることは女性では難しいのではないでしょうか。
しかし、衣装ケースのケージだとしっかりと丸洗いできるため衛生面は安心ですよね。ぜひとも参考にされてみてください。