子犬に野菜はいつから?果物も消化できる月齢を徹底解説!

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犬と暮らすと、ドッグフードだけじゃなくて野菜や果物もあげてみたいな、と思うかもしれません。

散歩に出るようになって他の飼い主さんの話を聞いたりすると、余計に興味が出て、いつからならあげてもいいのかな?と考えることもあると思います。

でも子犬はまだ消化器官が未発達なので、成犬と同じように与えてしまうのはちょっと心配です。

野菜や果物をいつから与えても良いのか、与える時はどのくらいの量が良いのかについてお話ししたいと思います。

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目次

子犬に野菜や果物をあげられるのはいつから?

そもそも犬に野菜や果物を与える必要はない

結論からお話しすると、ドッグフードを問題なく食べられているなら、子犬に限らず成犬でも、野菜や果物をあえて与える必要はないと思います。

もしもドッグフードにアレルギーがあって手作り食を考えている場合は、獣医さんに相談してアドバイスをもらうようにしてくださいね。

ここでは、おやつとして野菜や果物を与える場合についてお話しします。

犬はもともと肉食動物

犬は雑食動物に近いとはいえ、元々は肉食動物です。

だから、野菜や果物、穀物などを大量に消化するのが得意ではないんです。

植物性の栄養はもちろん必要で、昔から犬は植物性の栄養を摂っていたのですが、それは草食動物の内臓を食べることで補っていました。

草食動物の内臓には、犬が吸収しやすいように消化された植物が詰まっています。

その状態になって初めて、犬は自分の栄養として植物を摂り込むことができるのです。

ドッグフードには、犬が消化しやすい形で植物性の栄養が含まれているので、フードとは別に野菜や果物を挙げる必要はないんですね。

ただ、子犬の飼い主さんたちの話を聞いていると、お父さんが晩酌の時におねだりしてきた子犬にキャベツの千切りをあげちゃったりすることもあるようです(笑)

犬が食べても問題のない野菜や果物で、味付けを一切していないものであれば、ほんの少しなら問題が出ることはあまりないと思います。

成犬になるまでは控えた方が良い

でも「子犬にいつから野菜や果物をあげても良いか?」という答えについては、私はせめて成犬になるまでは控えた方が良いのではないかと思います。

少なくともすべてのワクチンが終わる生後4ヶ月くらいまでは、ドッグフード以外の食べ物は与えない方が安全です。

子犬が野菜や果物を消化できる量とは

子犬に野菜や果物を与えるのは控えた方が良いと思いますが、先ほどのお父さんのように気まぐれであげてしまったりすることがありますよね。

また、必死に自分を見つめてくる子犬の視線に負けてしまって、「ちょっとだけあげたいな」という気持ちになってしまうこともあるかもしれません。

そんな時のために、子犬が野菜や果物を消化できる食べ方や量の目安を考えてみたいと思います。

まず、犬は生の野菜や果物が苦手です。

特に子犬は胃腸の働きがまだ弱いので、生野菜や果物は下痢や嘔吐の原因になりやすくなります。

加熱してあげる方が消化が良くなるので、生はできるだけ避けてくださいね。
果物ならリンゴを加熱してあげる程度にとどめておくのが良いと思います。

どうしても生のままあげるなら、すりおろすか細かく刻んであげてください。

以前うちのワンコにニンジンのスライスをあげたことがあるのですが、火を通したにも関わらず、未消化で排泄されたことがあります。

生だともっと消化に悪いので、気をつけてあげてくださいね。

量の目安は、成犬であっても1日の食餌の10%以下になるようにするのがベストだと言われています。

ちなみにこの10%は野菜や果物だけでなく、ご飯以外のすべてのおやつに対しての数字です。

もしも野菜や果物の他におやつをあげているなら、その分も考慮して量を加減してください。

でも子犬の体調や体質によっては、もっと少ない量でも下痢や嘔吐を起こすことがあります。

初めて野菜や果物を与える時や、食べたことのないものを与える時は、キャベツの千切り1本というような最小限の量から試してみるようにしてくださいね。

子犬に野菜はいつから?【まとめ】

・子犬に野菜や果物を与えるのはできれば避けて
・どうしてもあげる時は最小量を加熱するのがおすすめ

子犬はふやかしフードからドライフードへ、そしてパピーフードからアダルトフードへと、成長に従ってメインフードが次々と変化していきます。

何もなくても、こうしたフードの変化や散歩などの日常生活の変化で体調が不安定になりやすい時期でもあります。

しっかりとして健康的な成犬に育てるためにも、成犬になるまではできれば野菜や果物、おやつは控えめにしてみてくださいね。

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