でも放っておくと伸びすぎてタオルなどに引っかけて爪を損傷してしまったり、巻き爪になって痛みが出てしまったりするんですよね。
そして、爪切りを自宅でやるなら子犬のうちに慣らせておくことがとても大切です。
早いうちに爪切りを始めましょう。
子犬の爪切りの頻度やいつから始めるか、そして嫌がる時に対処する方法などについてご紹介します。
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子犬の爪切りの頻度は1週間に1度を目安に
まだ散歩に出ない子犬のうちは、少し高めの頻度で爪切りをするのがおすすめです。
これは、子犬とともに飼い主さんも爪切りに慣れるという理由もあります。
散歩に出るとアスファルトなどで自然に爪が削れたりもするのですが、散歩に出ていないいと削れることがほとんどないから、どんどん爪が尖って伸びてくるんですよね。
だからその尖った部分だけを週に1度切り落としてみてください。
先端だけなら爪の中の血管を切ってしますこともないので、爪切りに慣れるにはとても効果的です。
ただ、生後2ヶ月ほどの子犬だと、爪がとても小さいですよね。
特に血管が透けて見えない黒い爪の子で、さらに被毛も黒い子だとすごく見づらくて怖いと思います。
だから一度にすべての指の爪を切ろうとはせずに、今日は左前足、明日は右前足、というように少しずつ切ると、飼い主さんも愛犬も爪切りが日常的になり、気分的にも負担が減りますよ。
子犬の爪切りはいつから始めるのがベスト?
子犬を迎えた時の爪の様子によりますが、もし爪が尖っているようならすぐに切っても大丈夫です。
シャンプーなどのように、いつからという明確な決まりはありません。
爪切りをするかどうか意識するポイントは、爪が尖っていて触ると痛いと感じる、フローリングなどの硬い床を歩いた時にカチカチと音が鳴るという2つがあります。
でも初めのうちは自分の感覚が正しいのか自信が持てないこともありますよね。
そんな時は、子犬を迎えたお店やブリーダーさん、獣医さんなどに、いつから爪切りをしたら良いか相談してみるのも良いかもしれません。
柴犬の飼い主さんはブリーダーさんと連絡を取り合って相談する方が多いようです。
ブリーダーさんならその子の親のことまで理解しているので、爪の質のような細かいところまでわかった上でアドバイスをくれるみたいです。
心強いですよね。
子犬が爪切りを嫌がる時の対処方法
肉球はとても敏感な場所なので、触られるだけで抵抗する子犬もいます。
爪切りを成功させた飼い主さんたちの爪切りの方法をご紹介します。
取り入れられそうな方法があったら試してみてくださいね。
・2人で爪切りをする
・子犬の視界に入らないように爪切りをする
・爪切りの後にご褒美でフードをあげる
・ギロチンタイプではなく人間の爪切りを使う
2人で爪切りをする
1人で爪切りをすると、保定に時間がかかって子犬が我慢できなくなってしまったり、不意に動いた時に危険があったりします。
そのため1人が子犬の保定をして、もう1人が爪切りに専念することで、短時間で安全にカットできるようになります。
子犬の視界に入らないように爪切りをする
獣医さんに聞いたのですが、犬を立たせた状態で足を1本ずつ後ろに曲げて爪切りすると、抵抗を和らげることができます。
動物看護士さんやトリマーさんがやっている方法です。
切っている様子が見えないと意外にあっさり切らせてくれることが多いようです。
爪切りの後にご褒美でフードをあげる
爪切りの後には嬉しいことがあると学習すると、犬は嫌な事を我慢できるようになります。
この方法は耳掃除などにも使える方法です。
ギロチンタイプではなく人間の爪切りを使う
プロの方たちは、ギロチンタイプの犬用爪切りを使っているんですよね。
私もそれを真似して購入したのですが、使い慣れないこともあって1本切るのにすごく時間がかかるし、切る時の音も大きくてびっくりしてしまいました。
成犬だと爪が分厚くなるのでこのタイプじゃないと切れないこともあるようですが、まだ小さな子犬なら、人間用の爪切りを子犬の爪の横から当てるイメージでカットすると、音も小さくて扱いやすいようです。
子犬の爪切りの頻度は?【まとめ】
・爪切りはいつから始めるという決まりはないので先端が尖ったら切る
・子犬が爪切りを嫌がる時は
・2人で爪切りをする
・子犬の視界に入らないように爪切りをする
・爪切りの後にご褒美でフードをあげる
・ギロチンタイプではなく人間の爪切りを使う
散歩に出るまでは自然に爪が削れるような状態にはならないので、小まめに見て切ってあげてくださいね。
飼い主さんが必要以上に気合を入れたり緊張したりすると、それも子犬が爪切りを嫌がる原因になることがあるそうです。
気楽にテンポよく爪切りをしてあげるように心がけることも大切かもしれませんね。