子犬の呼吸が早い?寝ている時に呼吸が早くなる原因と対策!

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いつもスヤスヤと眠っている子犬の呼吸が早いと心配になってしまいますよね。

通常、寝ている時の1分間の呼吸数は10〜30回前後です。

子犬の呼吸が早い時、苦しそうに寝ているように見える時、どんな原因が考えられるか、そして飼い主さんができる対策はあるのか、あるならどんなことができるのかをご紹介します。

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目次

子犬の呼吸が早い時に考えられる原因

寝ている子犬の呼吸が早いと感じた時に、考えられる原因は4つあります。

・暑すぎる
・病気などの体の異常
・異物が呼吸器に詰まっている
・悪夢を見ている

暑すぎる

室温が高すぎる、特に高温多湿になっている場合、汗をほとんどかけない犬は体温を下げるためにハァハァと荒い呼吸になることがあります。

脱水状態になっても呼吸が早くなることがあるので、注意が必要です。

病気などの体の異常

呼吸器系、貧血、心臓などの病気が原因で呼吸が早くなることもあります。

異物が呼吸器に詰まっている

子犬は誤食をすることが珍しくありません。
起きている時は大丈夫でも、寝ている時の姿勢などで鼻やノドなどに異物が詰まり、苦しくて呼吸が早くなることがあります。

悪夢を見ている

犬も夢を見ます。
怖い夢を見た時は自然と体が硬くなったり、呼吸が早くなったりすることがあります。

急いで病院へ連れて行く必要がある時

飼い主さんができる対策をお話しする前に、すぐに動物病院へ行く必要がある場合を先にご紹介します。

こんな症状が見られたら、早めに獣医さんに相談してください。

・口の中や舌が青白い、もしくは紫っぽくなっている
・のけぞるように苦しそうな呼吸をしている
・お腹が大きく波打つような深く強い呼吸をしている
・咳が出ている

このような時は、病気が原因で起こり、自然に呼吸がおさまることが難しいと考えられます。

酸素不足は命にかかわることもあるので、早急に処置してもらうことが必要です。

子犬の呼吸が早い時の対策方法

病院へ連れて行く必要がありそうな症状が見られない場合に、飼い主さんができる対策は4つあります。

ただし、それでも解決したい時は獣医さんに相談するようにしてくださいね。

・室温を下げる
・鼻や口の中に異物がないかを確認する
・子犬を起こしてみる
・子犬をうつ伏せに寝かせる

室温を下げる

犬は22~24℃くらいが適温だと言われています。

しかしダブルコートで毛の量が多い犬種であれば、少しの上昇でも暑く感じることがあります。

室温が上がっているようなら、エアコンで下げてみてください。

鼻や口の中に異物がないかを確認する

鼻や口の中に異物があることで、呼吸を妨げてしまうことがあります。

食べ物であれば水を飲ませて解決できることもありますが、ゴムのかけらなどであれば取り除きたいところです。

子犬を起こしてみる

悪夢などなら、人間のように起こしてあげることで呼吸が落ち着きます。

悪夢の時は吠えたり鳴き声を上げたりすることも多いので、そんな時は優しく声を掛けて起こしてあげてくださいね。

子犬をうつ伏せに寝かせる

犬が一番楽に呼吸ができるのは、うつ伏せの状態です。

不自然な体勢で寝ているようなら、うつ伏せにしてあげることで解決することもあります。

子犬の寝ている時に呼吸が早くなる原因と対策!【まとめ】

寝ている子犬の呼吸が早い原因

・暑すぎる
・病気などの体の異常
・異物が呼吸器に詰まっている
・悪夢を見ている

呼吸が早い時に獣医さんにすぐ相談してほしい症状

・口の中や舌が青白い、もしくは紫っぽくなっている
・のけぞるように苦しそうな呼吸をしている
・お腹が大きく波打つような深く強い呼吸をしている
・咳が出ている

飼い主さんができる対策方法

・室温を下げる
・鼻や口の中に異物がないかを確認する
・子犬を起こしてみる
・子犬をうつ伏せに寝かせる

犬の呼吸が早くなることはそれほど珍しいわけではありませんが、安静な状態であるはずの寝ている時に呼吸が早い時は、少し注意してあげてください。

また、普段から落ち着いて寝られる静かな環境を作り、子犬が安らげる工夫もしてあげてくださいね。

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