トリミングの平均時間は犬種で変わる⁈シャンプー&カットの時間

トリミングは預けてからしばらく待って迎えに行く、もしくは送迎付きで家で待っているというお願いの仕方になります。

爪切り、耳掃除、肛門腺絞りだけなら15分程度ですが、カットを入れると時間は大きく変わります。

トリミングの平均時間を知ることで、どのくらいで迎えに行けば良いか、何時ころ帰ってくるかなどの目安にもなりますし、必要以上に愛犬の体に負担がかからないサロンを選ぶ基準にもできます。

トリミングは犬種などによっても少しずつ平均時間が変わるため、特に大型犬の飼い主さんはかかる時間の長さを気にしてあげてくださいね。

トリミングの平均時間

トリミング全体にかかる平均時間は、1時間半〜3時間くらいになります。

ちなみに、うちのワンコは小型犬で、いつも1時間半〜1時間40分くらいかかっています。

うちのワンコがやってもらっているメニューは

・爪切り
・肛門腺絞り
・耳掃除
・炭酸泉入浴
・シャンプー
・カット
・ドライヤー

になります。

我が家の場合、トリミングの時間としては平均時間の中でも短い方になりますが、帰宅した後のうちのワンコの疲れ具合を見ていると少しかわいそうに思えることもあります。

トリミングは犬にとって重労働なので、手早くしっかりとやってくれるサロンであることは選ぶ時のポイントになりそうですね。

犬種によってカット時間は変わる

トリミングは犬種や体の大きさ、毛の量、犬の性格などで時間が変わることもあります。

犬種によって毛の質や生え方も異なるし、さらに体が大きければそれだけカットしなくてはいけない部分も増えますよね。

そしてトリミングが嫌いでおとなしくできないような性格だと、落ち着いていられる犬よりも余計に時間がかかることがあります。

またサロンによっては、実際の施術の前にカウンセリングや犬を慣れさせる時間として30分以上かけるところもあります。

そういったサロンでたとえば大型犬のスタンダード・プードルやゴールデン・レトリーバーなどのトリミングを頼むと、トータルで3〜5時間なんてこともあります。

カットを含めたトリミングの平均時間を犬種別に表すと、以下のようになります。

平均1時間半〜2時間前後

チワワ、ミニチュア・ダックスフンド、シーズー、パピヨン、ヨークシャー・テリア、ミニチュア・シュナウザー、トイ・プードル、マルチーズ、ビション・フリーゼ

平均3時間前後

ボーダー・コリー、ゴールデン・レトリーバー、スタンダード・プードル

ゴールデン・レトリーバーを飼っている飼い主さんの話では、家でシャンプーしてドライヤーをかけるだけで2時間かかるそうです。

「この子のシャンプーした日は、疲れて何もできなくなるの」ということで、月に2回のシャンプーのうち、1回は家で、もう1回はサロンでお願いしているそうです。

カットや、爪切りなどのグルーミングや簡単なトリミングを含めて3時間でやってくれるのなら、やはりプロは手際が良いと言えるのでしょうね。

犬は3時間のトリミングが限界?

アメリカでは、犬を3時間以上拘束して立たせておくことは虐待と見なされることがあるそうです。

考えてみれば、人間だって3時間も動けずに立ちっぱなしなんてつらいですよね。

うちのワンコは小型犬ですが、先ほどお話ししたとおり、1時間半くらいのトリミングで夜の散歩がほとんど歩かずに終わるくらい疲れてしまうことがあります。

このように、体が小さいほど体力がなく、さらにシニアになるとさらに体力が落ちます

トリミングの後でグッタリしてしまうようであれば、短時間で終わらせてくれるサロンに変えることも考えた方が良いかもしれません。

平均時間にとらわれず、愛犬の疲れ具合で適度な時間を把握できるようにしたいですね。

トリミングの平均時間【まとめ】

・トリミングの平均時間は1時間半〜3時間くらい
・大型犬は3時間前後かかる
・サロンによっては事前カウンセリングなどで30分ほど多くかかることもある

せっかくトリミングサロンに行くのだから、しっかりきれいにかわいらしく仕上げてほしいと思うのが飼い主の本音だと思います。

でも喜んでサロンに行く犬って実はほとんどいないんですよね。

うちのワンコなんて、ブルブル震えてます。

そんなつらい気持ちになるトリミングですから、何時間も拘束されるのは犬にとって苦痛になります。

とはいえ、素人では到底できない部分もきちんと清潔に保てるようにしてくれるのがトリミングサロンです。

手際良くやってもらえるサロンを選び、必要最低限の時間で終わらせてもらえるようにしたいですね。