自宅で繁殖させる方法としては、繁殖期に入ったサインを確認したのち、同じケージにいれて様子をみると良いかと思います。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
1年に2回の出産があり、1度に3~7匹のベビーを産むことになります。
シマリスは生後1年を過ぎると繁殖が出来るようになります。
1年たてば全てのシマリスが繁殖できるというわけではなく、相性等もありますので、ケージに入れっぱなしにするのではなく喧嘩などをしていないかこまめに見るようにしましょう。
シマリスを繁殖させる方法は?
シマリスは冬眠明けからパートナーを探し、春頃に交尾をします。
自宅で繁殖させる場合、以下の項目で説明する発情期のサインを確認したのち、一緒のケージに入れてあげ様子を見ます。
相性が悪かった場合喧嘩にもなりますので、入れっぱなしで放っておくのはやめましょう。
出産は1年に1,2回、1回に3~7匹のベビーを産みます。
生まれたベビーは同じケージには入れず、別々のケージに入れてあげるようにしてください。
ベビーは室温の高い低い、急激な変化に弱いため温度が下がりすぎ、上がりすぎないように気を付けましょう。
シマリスが繁殖シーズンはいつ?年齢と変化は?
シマリスは「季節繁殖動物」になるので、繁殖する季節が決まっています。
基本的には冬眠明けの春頃に1番強く、秋口まで続きます。
シマリスは性成熟が迎えるのは生後1年後の春。
つまり、生後1年以降に繁殖が可能になります。
性成熟が起こると、見た目にも変化が現れます。
シマリスの足の付け根を見てみると、繁殖期に入ったオスは精巣が下がってきて肥大していきます。
メスの場合は見た目では分かりにくいですが、生殖器が赤く膨らみ、肥大化します。
見た目の変化は、オスよりもメスの方が分かりにくいで言われています。
発情期に入ったシマリスは相手を探すため、いろいろな鳴き声を出します。
・ピヨピヨ
・ピッピッピッ
など、特徴的な可愛らしい声を出します。
これが発情期に入ったサインになります。
メスは約14日の周期の中で1~3日間発情を繰り返し、相手を探すために1日中鳴いていることもあります。
この時期には一時的に食欲が低下したり、毛のツヤがなくなることがあります。
シマリスは繁殖期に凶暴化する?
シマリスには秋口に「タイガー期」と呼ばれる凶暴になる時期があります。
この時期は冬眠までの期間にしっかりと自分の体や巣穴に食料を蓄えなければならないため、周りにいる飼い主などが、エサを横取りする存在に見えていることがあり、通常より警戒心が強くなってきます。
そのため、性格が荒くなったり、攻撃的になることをタイガー期と呼びます。
タイガー期のような気性が荒くなる時期は、繁殖期にもみられると言われています。
繁殖の際は、秋口のタイガー期ほどではありませんが、気性が荒くなり、やや小規模のタイガー期のようなものに入ります。
この時期の気性の荒さはどうしても避けられるものではありませんので、飼い主が気を付けてこの時期は不用意に手を出さないようにするのが得策かもしれません。
シマリスの繁殖方法!繁殖できる年齢やタイガー期について【まとめ】
今回はシマリスの発情期についてご説明しました。
自宅で繁殖させたとしてもベビー1匹につき1つのケージが必要ですので、自宅で繁殖させるにはそれなりの準備が必要になります。
そのためもし自宅で繁殖させるのであれば、しっかりと準備をした上で行うようにしてください。
秋口のタイガー期や繁殖期のプチタイガー期については対策などはありません。
シマリスを飼う以上仕方がないことですので、飼い主が手を出すときに噛まれないように注意する必要があります。