捕まえる際には、日光浴中でまったりとしているときを狙うのが1番良いです。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
捕まえた後は、すぐに自宅に連れて帰ってあげましょう。
水は水道水でも構いませんが、できれば最初はカルキを抜いてあげて、徐々に水道水に慣らしてあげるようにしましょう。
今回はミドリガメの捕まえ方と道具、最適な方法についてご説明していきます。
Contents
ミドリガメの捕まえ方は?釣り?罠?
「ミドリガメを捕まえて飼育したい!」そう思っている方もおられますよね。
ミドリガメを捕まえる際には、釣りや罠、タモなどがあります。
ミドリガメを捕まえるために最適な方法は、タモを使って素早くすくいあげる方法です。
釣りは釣り針を使うのでケガをさせてしまう可能性もありますし、罠は窒息させてしまう危険性もあります。
ミドリガメは水の中では素早く動きますが、日光浴中はゆっくりとした動きで捕まえやすいと言われています。
そのため、日光浴中にタモで捕獲するのが1番確実な方法です。
ミドリガメの捕獲は冬眠している冬以外はいつでも可能ですが、秋や春先は移動中の温度が低いため個体に負担がかかってしまいます。
そのため、しっかりと保温用具を用意していくようにしましょう
ミドリガメを捕まえる時に必要な道具は?
ミドリガメを捕まえる場合の道具を、方法別にご紹介していきます。
*タモの場合
・移動用ケージ
・(気温が低ければ)カイロなどの保温用具
タモを使ってすくいあげる方法がミドリガメにとっても負担がなく、捕まえやすい方法と言われています。
水の中に潜ってしまうと動きがとても速いので、陸上に上がっているときを狙うようにしましょう。
*釣りの場合
・餌(赤虫やミミズ、ザリガニなど)
・移動用ケージ
・(気温が低ければ)カイロなどの保温用具
飼育する場合にはあまり向かない方法です。
餌を針につけて食いつくのを待つ必要がありますが、食らいついたときに針でケガをしてしまうことがあるためです。
*罠の場合
・罠(箱罠など)
・移動用ケージ
・(気温が低ければ)カイロなどの保温用具
罠も確実な方法とは言えますが箱罠は水中に沈めるため、1~2時間に1回様子を見に行かないとミドリガメが窒息してしまうことがありますので注意しましょう。
ミドリガメを捕まえた後は?
ミドリガメを捕まえた後はいよいよ家に連れて帰りましょう。
自宅で用意しておいたケージに移しますが、カメは野生環境下では鳥などの上からの攻撃を天敵としています。
そのため、カメは本能的に上から掴まれるのを嫌がります。
ミドリガメを移動させてあげるときには、なるべく怖がらせないように尻尾側からつかんであげるようにしましょう。
ミドリガメの飼育に必要な水は水道水でも構いませんが、捕まえてきた当初は念のためにカルキを抜いてあげるようにしましょう。
少しずつ水道水に慣らしていくようにしていきます。
水替えの際には、水温をチェックをしてからミドリガメをいれてあげるようにしましょう。
ミドリガメの捕まえ方と道具は?【まとめ】
今回は野生のミドリガメを捕まえる方法と必要な道具についてご説明しました。
野生のミドリガメは現在は川や池にたくさんおり、どこでも捕まえることが出来る環境です。
お子さんと捕まえに行ってみるのも、1つの楽しみになるのかもしれません。
ミドリガメは最大でも30㎝程度になるカメです。
そのため、1度捕まえて飼育を考える前に終生飼育できるかどうかをしっかりと判断してから捕まえるようにしてください。
「また離せばいいや」という安易な考えでは飼わないようにしましょう。