ハリネズミの睡眠時間は長い短い?その意外な生態とは

突然ですが皆さんは普段何時間寝ていますか?
人間の睡眠時間は6~7時間が平均と言われており、筆者はだいたい8時間程度グッスリと寝ています。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

なぜそんな話をしたのかというと今回はハリネズミの意外な生態について解説していこうと思ったからです。

例えばハリネズミの睡眠時間、実は成体だと16~20時間も寝ていると言われています。


そこで今回はハリネズミは何時間寝ているのかなどその生態について詳しく見ていこうと思います。

ハリネズミのの睡眠時間は長い短い?生活ってどんなの?

まず最初にハリネズミはどんなところでどんな生活をしているのか、見ていきましょう。

野生のハリネズミは主にアフリカ大陸の赤道近くやサバンナに住んでいて、岩場や草が茂っているところに穴を掘りそこを住処にしています。

なので暑すぎると夏眠、寒すぎると冬眠になってしまいます。


夏眠は人間でいう熱中症、冬眠は人間でいう低体温症なのでそうならないためにもハリネズミを飼うのに最適だと言われている25~29度をキープしましょう。

そして砂漠に住んでいるので少しだけ乾燥しているとハリネズミは過ごしやすいのかなと思います。

ハリネズミは基本的に単独行動をしていて、ミーアキャットやウサギのように群れを作ることはありません。

そのため、ハリネズミは多頭飼いするのではなく1匹だけで飼うようにしてあげて下さい。


例えオスとメスでも一緒に入れてしまうと喧嘩をして怪我をしたりストレスがかかってしまうため必ず1ケージ1匹ずつで飼育しましょう。

ハリネズミは夜行性のため昼間に寝て夜に起きるという感じでその睡眠時間は成体だと16~20時間と言われています。

なのでお迎えした直後だと人が寝静まった深夜などに回し車が回る音やなにやらガタガタと活動して音が聞こえてくると思います。

しかし一緒に生活していくうちにハリネズミもだんだんと昼間起きて、夜に寝るという人間と生活リズムと同じになることもありますので気長に待ちましょう。

ハリネズミのの睡眠時間は長い短い?ハリネズミの特徴は?

次にハリネズミの特徴について見ていきましょう。

ハリネズミの特徴と言えば背中に沢山ついている針だと思います。

そんなハリネズミの針は5000本以上あると言われており、敵の攻撃から身を守るためななのはもちろんのこと、高いところから落ちたときの衝撃を和らげるクッションの役割もあると言われています。


また威嚇しているときもその加減によって針の逆立て具合が変わり、本気でしているときは体を丸め針を全て立てて「シュー」、「プシュー」と鳴きながら飛び跳ねます。

少しだけしているときはおでこ部分にあたるところの針を少しだけ逆立てます。

安心しているときは完全に針はペタンと寝ている状態なので撫でたり抱っこすることも出来ます。

ハリネズミは何を食べているの?

そして最後にハリネズミは何を食べて生きているのか、見ていきましょう。

先程も紹介した通り、ハリネズミは砂漠地帯に住んでいます。

もちろん砂漠にも草は生えますがそれは微々たるものです。

では何を食べて生きているのか、それはミミズなどの昆虫、トカゲなどの爬虫類、小さな鳥や哺乳類、果物、キノコなどです。


ミミズや果物、キノコはなんとなく想像出来ますけど爬虫類や小さな鳥や哺乳類を食べているなんて驚きですよね。

なので飼われているハリネズミにいつものご飯だけではなく時折おやつとしてミルワームと言われる昆虫の幼虫や生きたコオロギを与えるのがオススメです。

またハリネズミ専用のご飯以外をあげるときは獣肉が主原料で脂質が10~20%であるかどうかの確認を忘れないようにしましょう。

ハリネズミの睡眠時間は長い短い?【まとめ】

ハリネズミは夜行性だから昼間に16~20時間程度寝て、夜から動き出すが人間と暮らすうちに生活リズムが一緒になることもある。

そしてハリネズミを飼うのにちょうどいい気温は25~29度、また砂漠地帯に住んでいるため少し乾燥している方がいい。

またハリネズミは針が5000本以上生えており攻撃から身を守ったりクッションの役割を持っている、そして主食はミミズなどの昆虫なのでたまにミルワームを与えるといい。

ということがわかりました。

あくまでもミルワームはおやつなので無理してあげる必要はそんなにないのかなと筆者は思います。