ミドリガメがエサを食べない原因と対策は?冬は要注意!

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ミドリガメがエサを食べない原因としては水温の低下や紫外線不足など、様々な原因があります。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

今現在エサを食べなくても、温度や紫外線など、対策が出来るポイントをしっかりとチェックすることで、エサをまた食べてくれるようになる可能性があります。

特に冬は温度の低下が著しいため、要注意です。

もし、対策をしてもエサを食べず、体や甲羅が痩せてきたりした場合には、動物病院に連れていく必要があります。

それでは、ミドリガメがエサを食べない原因と対策について、ご説明していきます。

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目次

ミドリガメがエサを食べない!原因は?

「ミドリガメがエサを食べなくなってしまった…」

そんな問題が出てしまった方もおられるのではないでしょうか?

ミドリガメは実は神経質で繊細の生き物だと言われ、飼育環境下での拒食は珍しくありません。

それでは、ミドリガメがエサを食べない理由にはどんなものがあるのでしょうか?

*水温の低下

ミドリガメのような爬虫類は、人間のように自分で体温をコントロールする恒温動物ではなく、体温が環境に依存する変温動物になります。

体温が下がってしまうと、ミドリガメの体は仮死モード・休止モードに入ってしまい、消化がしにくくなるため、食欲不振に陥ってしまいます。

ミドリガメが食欲不振になった場合は、まずは水温がミドリガメの飼育に適切な20~25℃になっているかを確認しましょう。

*紫外線不足

ミドリガメなどの爬虫類は、紫外線を浴びることでビタミンD3を合成し、それによってカルシウムを取り込みます。

このカルシウムが不足してしまうとミドリガメは体調を崩してしまったり、骨疾患になってしまいます。

*バスキング不足

バスキングは、日光を浴びることで体温を上昇させ、代謝を活発にします。

よく、川などにいるミドリガメをみると甲羅干しをしていますよね。それがバスキングにあたります。

このバスキングが出来ない環境だと、ミドリガメは体調を崩してしまい、食欲不振になってしまいます。

*環境の変化

ミドリガメは一見タフにも見えますが、実は神経質な生き物です。

そのため、ショップやブリーダーから迎えてすぐあとは、エサを食べなくなってしまうことがあります。

*抱卵している、産卵前

飼育しているミドリガメさんがメスだった場合、産卵前や抱卵中はエサを食べなくなってしまいます。

ただし、メスが全員産卵するとは限りませんので「メスが食べない=産卵」とは思わないようにしましょう。

ミドリガメの拒食対策は?冬は要注意!

ミドリガメがエサを食べないおおまかな理由を説明致しました。

それでは、ミドリガメの拒食対策についてご紹介していきます!

*温度を適温にキープする

ミドリガメを飼育する際に適切な水温は20~25℃と言われています。

これ以下に下がってしまうと、ご説明したように食欲不振に陥ったり、最悪の場合仮死状態や死に繋がることになります。

そのため、ミドリガメを飼育する際には必ず水温を適温にキープするようにしましょう。

特に冬の場合、通常は外で飼育していたとしても水温も気温も下がってしまうので、室内に避難してあげるようにしましょう。真夏も水温が上がりすぎてしまうので注意です。

*バスキングスポットを作る

ミドリガメがバスキングをしっかりと出来るように、レンガなどを積んで陸地を作り、バスキングスポットを作ってあげましょう。

バスキングスポットは、30~35℃になるようにライトを調整しましょう。

また、バスキング中に同時に紫外線を浴びることが出来るように紫外線ライトも必ずつけるようにしましょう。

*お迎え後しばらくはそっとしておく

お迎え直後は飼い主も嬉しくてついつい構ったりチラチラみる頻度が高くなりますよね。

気持ちは良く分かりますが、ミドリガメが慣れるためにもお迎えして3~1週間は構いすぎないようにしましょう。

お迎え当日のエサは控え、ミドリガメが慣れてきたと思ったら少しずつエサをあげるようにしましょう。

可愛いからと言って、エサの与えすぎには要注意です。

ミドリガメで病気を疑うべき症状は?

ミドリガメの環境などを改善しても食べないし、抱卵もしてない…。

そういった場合は、以下の症状がみられないか確認しましょう。

・口がネバネバしている
・くしゃみ
・頻回に口をパクパクする
・骨や甲羅が柔らかくなる
・便秘

こういった状態がみられた場合は、なにかしらの病気にかかっている可能性があるため、速やかに動物病院に連れていきましょう。

ミドリガメがエサを食べない…原因と対策は?【まとめ】

ミドリガメは人の近くでも道路を歩いていたり、日光浴をしている姿を見ていると丈夫そうな印象がありますが、実はデリケートな生き物です。

そのため、ミドリガメの拒食などはめずらしくないため、対処法は知っておくと良いと思います。

また、もともとエサを食べるスパンが犬猫とは違うので、エサの与えすぎは拒食や肥満の原因になるため、注意してあげましょう。

爬虫類飼育には温度管理が肝になります。そのため、しっかりと設備を揃えて、ミドリガメにとって快適な環境を揃えてあげてくださいね。

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