穏やかな性格のゴールデンハムスター、臆病な性格のロボロフスキーハムスター、気が強い性格のキャンベルハムスターなど個体差はあるもの性格は種類によって大体決まっており様々です。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
そこで今回は初めて飼う人にオススメの性格のハムスター、そして最後には上級者向けの少し扱いが難しいハムスターをご紹介したいと思います。
ハムスターの種類で穏やかな性格は?
まず一番最初にオススメしたいハムスターはゴールデンハムスターで、大型ハムスターといえばこれ!と言われるぐらい有名な種類です。
ゴールデンハムスターは賢い上に穏やかな性格をしていてのんびりしているため、他の種類のハムスターよりもあまり噛まれにくく飼いやすいと言われています。
また鳴くこともほとんどないため、鳴いたところを一度も見ることなく亡くなっていくことも少なくないようです。
ゴールデンハムスターは賢いと言いましたがどれぐらい賢いのか、人間の一歳児ぐらいの学習能力があると言われています。
驚きですよね。
これはどれくらい賢いのかというと飼い主さんの匂いや声などを覚えることができるぐらいです。
またトイレを設置してあげると場所を覚えてそこでしてくれるのでケージ内の掃除も簡単に済みます。
そして好き嫌いもあまりなく与えるものは大体食べてくれます。
しかしゴールデンハムスターは縄張り意識が強い種類なので多頭飼いは出来ません。
最悪共食いが起きたり、怪我でどちらかが命を落とすこともありえます。
また大型なので力が強く油断していると簡単に脱走してしまいます。
賢いため脱走してしまうと「ここから出来るんだ!」と学習してしまうため、させないよう気をつけましょう。
その他はとくに注意点はないので飼いやすいといえる種類でしょう。
なれやすい性格のハムスターの種類は?
次にオススメなのはジャンガリアンハムスターです。
このジャンガリアンハムスターは先ほど紹介したゴールデンハムスターとは違い、小型の種類でドワーフハムスターと呼ばれ背中に黒い筋が1本縦にあるのが特徴です。
性格はとても堂々としており、人間を怖がらず警戒心があまり無くすぐに手のひらに乗ってきてくれます。
しかしその反面、ゴールデンハムスターに比べると噛むことが多いです。
力は弱いですがやはりげっ歯類なので本気で噛まれると出血をすることもあります。
噛まれたとしても「しょうがないな」と許せる広い心を持っているならばジャンガリアンハムスターといい関係を築くことが出来るでしょう。
またゴールデンハムスターには及びませんが、脱走することも少なからずあります。
ジャンガリアンハムスターも賢いため、ケージの回して開けるところを自分で開けて脱走することもあるようです。
そして多頭飼いはやはりオススメ出来ません。
小型でハムスターと触れ合いたい!という人にはオススメだと思います。
飼育が難しい上級者向けハムスターってどんな子??
そして最後に性格に難があり少し飼育が難しい種類のハムスターをご紹介したいと思います。
それはキャンベルハムスターとクロハラハムスターと言われる種類のハムスターです。
キャンベルハムスターは他のゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターと比べて比較的新しくペットとして飼われるようになったハムスターです。
なのでペットショップでなかなかお目にかかることが出来ません。
見た目はジャンガリアンハムスターなのですがキャンベルハムスターの方がタヌキのような顔をしています。
性格はあまり人間になつかず、気が強いのでよく噛んできます。
そしてクロハラハムスターもキャンベルハムスターと同じく比較的新しくペットとして買われるようになった種類で、お目にかかることも少ないです。
特徴は体の大きさでゴールデンハムスターより大きくモルモットと同じぐらいです。
見た目はゴールデンハムスターに似ているのですが名前のとおり、お腹の毛色が真っ黒です。
性格は非常に凶暴で人間に襲いかかる映像があるほど。
力も強いため、もし噛まれると大変なことになります。
そしてその力を使いケージを壊して脱走してしまうこともあるようです。
しかし寿命は他のハムスターより長く約8年も生きるみたいです。
触れ合いをするのではなく、ケージの中でどう過ごしているのか観察するのがいいと言える種類でしょう。
ハムスターの種類で性格はどう違う?【まとめ】
初心者にオススメのハムスターは穏やかでのんびりとしているゴールデンハムスターか、人間を怖がることなく堂々としているジャンガリアンハムスター。
しかし中には気が強く懐かないキャンベルハムスターや、8年ぐらい生きるものの力が強く体が大きい上に凶暴なクロハラハムスターなど様々な性格のハムスターがいることがわかりました。
筆者はジャンガリアンハムスターを飼ったことがあるのですが噛まれたことは一度もありませんし、のほほんとしていた記憶があります。
少なからず個体差はあります、なので飼ったけど性格が全然違う!と放棄するのではなくキチンと最後までお世話をしましょうね。