ウーパールーパーが死んだらどうするの?正しい処理の方法について解説!

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悲しいことですが、ウーパールーパーも生き物。

いつかは寿命で死んでしまいます。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

大切に飼育していた個体ならそれだけ思い入れもあると思いますが、思い出は写真や動画、心の中に留めておきましょう。

死んでしまった死体は、残念ですが可燃物として処理するのが一般的です。

よく、庭などに埋めてお墓を作ってあげる、という話を聞きますが、これはやってはいけません。

今回は、飼っていたウーパールーパーが死んだ場合の対応についてご紹介します。

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目次

ウーパールーパーが死んだら・・・処理方法

原則として、ウーパールーパーの死体は「処分」しなければいけません。

なぜなら、ウーパールーパーに限らず両生類はすべて「カエルツボカビ病」を保有している可能性があり、これが野外に出ると日本の野生の両生類を絶滅に追いやってしまう可能性があるのです。

特に法律で規定されているわけではありませんが、マナーとして徹底しましょう。

また、死んでしまった死体はすぐに水槽から取り出しましょう。

体に占める水分の割合が多いので、死んだ瞬間から腐り始め、あっというまに溶けてボロボロになってしまいます。

特に、複数飼育している場合はすぐに取り出さないと、他の個体まで具合が悪くなってしまいます。

ウーパールーパーが死んだら・・・オススメの処理方法は?

上記の通り、ウーパールーパーの死体を野外に出すのは避けなければいけません。

環境を守るため、心を鬼にして、ウーパールーパーの死体は廃棄物として処理しましょう。

オススメ、というか一般的なのはゴミとして処理することです。

水分を大量に含んでいるので、キッチンペーパーやティッシュでくるみ、ビニール袋に入れて可燃ごみとして扱います。

心が痛むかもしれませんが、トイレに流すのもアリです。

下水処理がしっかりした場所なら、トイレで流されたものは徹底的に殺菌処理されるので、ツボカビを野外に出す心配がありません。

ただし、大きな個体を流すと稀にトイレが詰まることがあります。

また、めったにありませんが汲み取り式のトイレで処理するのはやめたほうがいいでしょう。

可燃ごみにする場合もトイレに流す場合も、必ず自宅で行ないましょう。

公園などに設置されている公共のゴミ箱や公衆トイレに廃棄すると、迷惑になるだけでなく事件性を疑われる恐れもあります。

ウーパールーパーが死んだ。やってはいけない処理方法は?

残念ですが、ウーパールーパーの死体を埋めてお墓を作ってはいけません。

埋めた土からツボカビが流れ出す恐れがあるからです。

プランターや植木鉢でも、水を介してツボカビが外に出るのは変わりません。

もちろん、室内の容器で土に埋めても腐るだけなので、埋葬するのはあきらめましょう。

公園の植え込みなどにウーパールーパーの死体を埋めるのはツボカビの問題だけでなく条例や法律に抵触する恐れもあるので、絶対にやってはいけません。

川や池など水辺に流すのも、ツボカビ汚染の観点から決してやってはいけません。

ツボカビだけでなく、どんな未知の病原体を野外に出すかわからないのです。

また、公園の池など人の利用が多い水辺では死体が分解されてなくなる前に人に発見され、大騒ぎになることもあります。

私も以前、「川でオオサンショウウオの子どもが死んでいる」と言われて駆けつけたらウーパールーパーの死体だった、ということがありました。

ペット霊園も原則として利用できません。

ウーパールーパーのような骨の弱い小さな生き物を強い火力で火葬すると、骨が残らなくなってしまうのです。

私個人がやったことがあるわけではありませんが、おそらく問い合わせた時点で利用を断られると思います。

標本にして残す、という方法もないわけではありませんが、薬品の扱いが難しく、現実的ではありません。

両生類の標本はホルマリンに浸けて作製するのが一般的ですが、ホルマリンに浸けると色が抜けてしまうため、生前の姿を鮮やかに残せるわけではありません。

ウーパールーパーが死んだらどうする?【まとめ】

まとめると、ウーパールーパーが死んでしまった場合の選択肢は「可燃ごみとして処理」か「トイレに流す」のどちらかになります。

大切に飼っていたウーパールーパーだからこそ、ツボカビ汚染やモラルを欠いた行動で残念な最後にすることなく、きちんと処理してやりましょう。

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