ウーパールーパーが動かない!浮いたままひっくり返るときの対処法を解説!

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ウーパールーパーは元々、そんなに活発な生き物ではありません。

物陰でじっとしていることも多く、ある意味で「動かない」生き物です。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

それでも、餌をやっても反応がなかったり、水面付近に漂ったまま動かないときがあります。

こうした症状はたいてい、何らかの体調不良が原因です。

残念ですが、あまりにも反応がなく微動だにしない場合、死んでしまっていることもあります。

今回は、ウーパールーパーが動かない場合の原因について、いくつかご紹介したいと思います。

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目次

ケース1 ウーパールーパーに餌をやっても反応がない

ウーパールーパーは目が悪い代わりににおいに敏感な生き物です

また、食欲旺盛で餌への反応が良く、もう満腹になっていても餌をほしがる個体が多くいます。

そのため、ウーパールーパーが物陰に隠れていても、餌をやれば出てくる場合がほとんどです。


いつもは餌をやれば出てくるのに出てこない場合、体調不良を疑いましょう。

まずチェックすべきは、器具の異常です。

フィルターを使っている場合、目詰まりを起こして汚い水が水槽に流れ込んでいると、水質が急速に悪化してウーパールーパーが体調を崩してしまいます。

この場合は水が濁ることが多いので、すぐに水換えをしてやりましょう。

また、特に冬場にヒーターで保温している場合、ヒーターの設定温度が変わって適温ではなくなっていることもあり得ます。

この場合、すぐにヒーターを新しいものに替え、少しずつ設定温度を適温に戻しましょう。

特にヒーターは数年が寿命なので、常に予備を用意しておくといいでしょう。

器具に異常がないのにウーパールーパーの食欲がない場合、病気になっているケースが考えられます。

ひとくちに病気といっても、食欲不振の原因は内臓疾患や皮膚炎など様々です。

食欲不振以外に症状がないか、よく観察しましょう。

もしウーパールーパーを診てくれる獣医がいれば、早めに受診すべきです。

ただし、飼育し始めたばかりの個体は、まだ環境に慣れていないため餌をやっても食べないことが多くあります。

これは異常ではなく、環境に慣れるまで時間をかけてやればいいだけなので、あまりいじらずそっとしておきましょう。

ケース2 ウーパールーパーが浮いたまま動かない

本来、ウーパールーパーは水底付近をゆっくり歩くように移動する生き物です。

驚いたときなど一時的に体をくねらせて泳ぐことはありますが、魚のようにいつも泳いでいる生き物ではありません。

そのウーパールーパーが水面付近で漂っている場合、明らかに異常です。

原因としては、餌と一緒に空気を吸い込んでしまった場合と、内臓疾患の場合があります。

どちらにしても、ウーパールーパー自身の意思と無関係に浮いているため、浮いてからしばらくは潜ろうともがいていたはずです。

あまり動かずじっとしているのなら、すでに暴れ疲れて弱っている可能性も考えておきましょう。

まずは、水槽内にザルやフルイなど底(側面でも可)が網目になったものを浮かべ、その中にウーパールーパーを入れます。

ウーパールーパーの体と水深が同じくらいになるように調整しましょう。

これなら、浮いてしまった状態でも手足を底に着けて安定させることができます。

この状態でしばらく飼育し、ガスや空気が抜けるのを待ちます。

ひっくり返って浮いている場合、すでに自分でバランスをとることもできなくなっているので、早めに獣医へ相談しましょう。

ウーパールーパーが動かない!【まとめ】

普段からじっとしているのがウーパールーパーなので、動かないのが異常なのかどうか判断が難しい生き物ではあります。

そのため、いつもの様子と比べて判断しましょう。

餌に反応しない、浮いたまま動かないなど、普段と違うことがあれば、何かの異常があるはずです。

その異常に気づけるよう、日ごろからよく観察しておきましょう。

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