しかし、あれだけの立派な長毛ですから、少ないと言っても一年を通して抜け毛がみられます。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
抜け毛予防としては入念なブラッシングやコーミング、シャンプーが有効です。
自分でも毛づくろいをして被毛を整えていますが、とても追いつかないし、お腹の中で毛玉ができる毛球症という病気にかかるリスクもあります。
お手入れはまずコームなどでていねいに毛のもつれを取り除いてから、ブラシをかける方法が効果的なのだそうです。
シャンプーは一般的な猫では1年に1回行うか行わないか程度の頻度でかまいませんが、メインクーンの被毛のお手入れとしては月に一回が望ましいです。
しっかりとお手入れをすることで毛並みの美しさを保ち、抜け毛を防いでいきましょう!
メインクーンの抜け毛の量は?
メインクーンの被毛はシングルコートと呼ばれています。
これは毛の層が1層であることを示しています。
ダブルコートの猫と比べると、シングルコートの猫では抜け毛が少ないと言われています。
しかし、1層といってもメインクーンの被毛の量は多いため、抜け毛もそれなりに多いです。
特に換毛期を迎える春や秋では、非常に多くの毛が抜けます。
その時期には洋服やカーテンまで毛だらけになってしまいます。
メインクーンの抜け毛対策
抜け毛対策として、まず毛のお手入れがあります。
メインクーンをはじめ、猫は自分で毛づくろいをすることができます。
よく被毛をなめているのがそれです。
しかし、飼い猫の場合は毛づくろい以外にも飼い主が手入れを行う必要があります。
あまりに毛を舐めとってしまうと、お腹の中に抜け毛が溜まり、それが毛玉となってしまう毛球症という病気にかかるリスクが高まります。
また、春・秋の換毛期には抜け毛が多くみられますが、最近の家猫は空調の効いた環境に慣れてしまっていて、換毛期がずれたり長引いたりすることがあります。
健康のための温度管理は大切ですが、例えば床に冷却シートやホットカーペットを一部分に設置して冷暖房をオフにするなど、季節の変化を感じてもらうことも抜け毛対策になるそうです。
コーミングやブラッシングの方法
被毛のお手入れにはスリッカーブラシやコームを使用します。
方法としてはいろいろな説があり、ブラッシングから行う人もコーミングから行う人もいるようです。
メインクーンの長い被毛は、からまったりもつれたりしやすいです。
ブラシもコームも尾→頭の方向に入れ、少しずつ絡まりやもつれをほどいてあげてください。
一気に多くの毛に行うと、毛が引っ張られて痛みが出ます。
少量の毛をとり、少しずつ丁寧に行いましょう。
また、どちらの道具から行うにしても、仕上げはコームをかけてあげることで良い毛並みを保つことができます。
どうしても痛がってしまってうまくできない場合には、歯ブラシを使ったブラッシング方法もあるそうです。
それなら痛みが少ないため、比較的どの猫ちゃんも受け入れてくれます。
他の種類の猫と違って、メインクーンは定期的なシャンプーも必要です。
目安は月に1回ほど。
抜け毛対策、毛並みの維持対策の両方になります。
メインクーンの抜け毛は多い?【まとめ】
つやつやのロングヘア―がまぶしいメインクーンでは、その毛量から抜け毛も多いと言われています。
シングルコートなので少ないと言われることもありますが、あくまでも抜け毛の多い種類との比較の問題です。
飼い主にとって一番大変なお世話がこの抜け毛対策かと思います。
子猫のころからブラッシングやシャンプーに慣らし、なるべくお互いのストレスにならないように対策を行いたいですね!
ブラシやコームを入れると、ごそっと毛が抜けるのではじめはびっくりするかもしれません。
どれだけブラシを入れて抜け毛をとっても、まったく毛量が少なくなる気配はありません。
集めた抜け毛を丸めることで、その子の匂いのついたおもちゃをすぐに作ってあげることもできます。
とっても興味津々で夢中で遊んでくれますよ。
余力があれば、ぜひ試してみてください!