冷房が効いているとしてもメインクーンのあの立派な被毛をまとうには暑いと思いませんか?
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
猫の中でもメインクーンのようなダブルコートの長毛種では、トリミングをすることがあります。
暑い時期に行うためサマーカットと呼ばれるそうですが、これは家でも行うことができるのだそうです。
この記事ではそのサマーカットのやり方について紹介していきます。
バリカンを使用して背中やお腹の毛を刈り取る方法なのですが、案外簡単にできます。
顔回りの被毛を残した姿は、まるでライオン!
上級者はしっぽの毛も先端以外を刈り取って、よりライオンに近づけるのだとか。
小さいライオンもとってもかわいいですよ!
Contents
メインクーンの被毛と夏場の危険について
ふわふわの長い被毛が美しいメインクーンですが、夏場は暑そうだと思ったことはありませんか?
実はその通りなのです!
メインクーンの被毛は長いばかりか、ダブルコートと言って2重の構造をしています。
真夏に毛皮を二枚も着るなんて、地獄ですよね…。
人間と同じで、猫も熱中症になることがあります。
メインクーンだけではなく、一般的な猫は寒さに強い生き物ですので、夏の暑さには弱い子が多いです。
冷房や対策グッズなどでも熱中症の予防ができますが、メインクーンの場合には被毛をカットするという選択肢もありますので、これから紹介していきます!
メインクーンのサマーカット!トリマーに行かなくても自分でできる!?
ペットのカットというとトリマーにしてもらうイメージが強いですが、猫の場合はそうもいかないことが多いです。
いくら穏やかな性格と言っても、慣れた家以外の場所で知らない人に被毛を切られるという行為は、猫にとって非常にストレスになります。
トリマーによっては猫のカットも対応してくれる場所もありますが、全身麻酔が条件となることも少なくないのだそうです。
そんなストレスや体への負担を与えてまでトリミングに行くのは…と思いますよね。
実は、そんなに凝った髪型?じゃなければ、おうちで飼い主が行うこともできるのだそうです。
メインのサマーカット!バリカンを使用したカットのやり方
用意するものはバリカンとハサミです。
バリカンは人間の頭用でも良いそうなのですが、ペット用のものもインターネットなどから手に入れることができます。
サマーカットは顔回りやしっぽの毛を残して、背中やお腹などの胴体の毛をカットするスタイルです。
そのまま背中やお腹にバリカンを当てても良いですが、先に長い毛をハサミで切っておくと、バリカンが入りやすくなります。
バリカンの設定は短めにしておき、背中は毛の流れに逆らうように刃を入れていきます。
お腹部分は刈る部分の毛束をつまみながら刃をいれていくとうまくいきますよ。
お風呂やシャンプー、爪切りなどを嫌うメインクーンは、カットの時にも非常に嫌がることが予想されます。
その際には、爪切りなどと同じく、少しの部位ごとに何回かに分けてカットを行うようにしてください。
一度嫌いになってしまったものを克服するのはかなり大変なので、根気強く行い、バリカンの嫌なイメージを持たないように工夫しましょう。
メインクーンはサマーカットができる?【まとめ】
トリミングのイメージがない猫ですが、メインクーンのようなふさふさな被毛を持つ種類は、特に夏場にサマーカットを行うことで避暑の効果を得ることができます。
文章でみていると簡単そうに見えますが、いざバリカンを持ってスイッチを入れると、いくらおとなしいメインクーンでもびっくりして抵抗してくる可能性があります。
できるだけストレスの少ない環境で、かわいいサマーカットをしてあげましょう!
小さいライオンのような姿は、いつもと違ってまたかわいいこと間違いなしです!
ただし、冬場はその被毛がないと寒いです。
秋口ぐらいからはカットを行わず、温かいスタイルで冬を迎えられるようにしてあげてくださいね!