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また、寒がりなだけではなく、風邪をひいたり胃腸障害を起こしてお腹を下してしまう子もいるようです。
「犬は飼い主の住環境に順応する」と良く言われますが、気候の変動が激しい日本で一緒に暮らすためには、寒さ対策が必要不可欠!
特に冬場は外での散歩だけでなく、家の中での対策も必要になってきます。
そこで今回はイタリアングレーハウンドの寒がり問題の室内と屋外での対策をまとめてみました。
Contents
イタリアングレーハウンドは寒がり!
イタリアングレーハウンドの原産国はイタリアですが、元々のルーツは古代エジプトのファラオの宮廷に存在していた小型のグレイハウンドの末裔になります。
そのため、イタリアングレーハウンドはとっても寒がりで、風邪をひきやすく、胃腸障害を引き起こしやすい犬種です。
イタリアングレーハウンドを飼う際には、室内で飼うことが前提であり、冬場は暖房が効いた場所で飼うようになります。
我が家にはイタリアングレーハウンドが2匹いますが、2匹とも寒がりです。
一応冬には暖房をずっとつけるようにしていますが、それでも灯油ストーブの前に2匹で陣取るくらいです。
また、春先~夏になる前や秋の間で、暖房やストーブをつけていない日には毛布にくるまっているか、または筆者や筆者の母に引っ付いて過ごしています。
ケージでお留守番しているときには、2匹+ミニチュアダックスフンドの3匹で同じベッドに入って引っ付いて寝ていることが多いです。
4月になって気温が多少上がっても、風が冷たいとドッグランに連れて行ってもブルブルと震えていることが多いです。
イタリアングレーハウンドは神経質で繊細な性格をしているので、「他のわんちゃんがこわいのかな?」とも思いましたが、我が家の犬だけの日でも風が吹いている日には震えており、走り回るどころか筆者や筆者の母の膝の上でじっとしているほどです。
ちなみに、イタリアングレーハウンドとルーツが同じウィペットという犬種も、イタリアングレーハウンドと同じでイギリス原産の犬種ですが、寒さに弱いことが有名です。
イタリアングレーハウンドの寒がり問題!室内での対策は?
それでは、イタリアングレーハウンドの寒がり問題の対策をご紹介していきます。
*暖房をつけてあげる
イタリアングレーハウンドの室温の適温は20℃~26℃と言われています。
この温度の範囲になるように、寒くなり始める秋の終わり~冬には暖房をつけてあげるようにしましょう。
*毛布やストーブを用意してあげる
いくらエアコンの温度を20℃~26℃に設定していても、イタリアングレーハウンドのような小型犬の体高は低く、イタグレが生活している高さでは設定温度よりも低くなっている可能性があります。
私たち人間も冬はエアコンをつけていても足が寒いときがありますよね、その原理です。
そのため、イタリアングレーハウンドが入ることが出来るような毛布を準備してあげましょう。
飼い主が室内にいる場合は、ストーブを付けてあげると良いです。
我が家も人間がいるときにはストーブを付けていますので、イタグレたちはストーブの近くにべったりです。
また、ケージ以外にリビングにもくつろげるようにベッドを準備してありますので、そこに犬用の毛布を準備してあります。
2匹が引っ付いて中に入っているので、筆者も見ていてとても癒されますよ。
*日向ぼっこが出来るようにしてあげる
イタリアングレーハウンドは寒がりですが、日向ぼっこが大好きです。
そのため、窓際にベッドや毛布を敷いてあげ、日向ぼっこスペースを作ってあげると良いでしょう。
*犬用のコタツを用意する
筆者の家は冬場、暖房+ミニストーブ×2+毛布で生活しているので購入したことはありませんが、最近は犬用のコタツが話題になっているようですね。
SNSで調べてみると、寒さに弱い犬種を飼っている人には、とても人気なようです。
お値段もそこまでものすごく高いというわけではなさそうなので、こちらも用意してみると良いかもしれません。
イタリアングレーハウンドの寒がり問題!屋外での対策は?
室内での寒がり対策をご紹介いたしましたので、次は屋外での対策をご紹介していきます。
*イタグレ用の服を着せる
イタリアングレーハウンドは細身で独特な体験をしていますよね。
そのため、ふつうの小型犬用の服だと、サイズが全くと言っていいほど合いません。
最近ではイタリアングレーハウンド専用の服屋さんなどが増えてきましたし、中には大型ペットショップでもイタリアングレーハウンド用の服が販売されているようです。
冬場は室内でも服を着たほうが良いですが、朝晩のお散歩のために、イタリアングレーハウンド専用の防寒着を準備する必要があります。
イタグレを飼っている飼い主さんの間では「イタグレ最強スーツ」という愛称で知られてる防寒着ですが、ハイネックになっていてイタリアングレーハウンドの長い首を守ることが出来ますし、足の部分も人で言う足首の所当たりまで長さがあり、裏起毛という優れものです。
我が家では、筆者の母が裁縫が得意なので我が家の犬たちの服は全て母が手作りしています。
もちろん、いろいろな布地をつかって「イタグレ最強スーツもどき」も作っていました。
夏場でもクーラーの冷えから体を守るために服をきていますが、冬場の服は暖かくてもこもこしていますし、見ている人も癒されること間違いなしですよ。
*長時間の外出にはブランケットを準備しておく
夏以外でもイタリアングレーハウンドとお出かけしたい方は多いはず。
もし犬と一緒に入れるカフェなんかがあったら、思わず入りたくなりますよね。
人は室内で暖かくても、小型犬の高さまで暖気が来ないこともあり、せっかくのカフェでゆっくりもできませんよね。
そういった時のために、長時間の外出をする際には、ブランケットを準備してあげましょう。
最近はペットショップに薄手で暖かい犬用のブランケットなどが売られていますので、そういったものを使ってあげるようにしましょう。
イタリアングレーハウンドの寒がり問題!【まとめ】
今回はイタリアングレーハウンドの寒がり対策についてご説明いたしました。
筆者の住む田舎には、イタリアングレーハウンド自体が少ないためあまり実際に見かけることはないですが、ブログやインスタグラムなどを見ていると、真冬でも薄い服1枚で外出させている様子をよく見かけます。
人は愛犬と一緒に外出できて楽しいかもしれませんが、寒がりなイタグレにとっては楽しくない散歩になってしまいます。
それどころか、風邪をひいたり胃腸を壊してしまったりと、楽しく健康になるはずの散歩が逆効果になってしまいます。
季節にあった服を用意してあげ、しっかりと寒さ対策をしてあげてくださいね。