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いたずらをすることもありますが、それは甘えん坊な性格が影響して、分離不安の状態を引き起こしている可能性があります。
お留守番に慣れさせたり、信頼関係が出来てくると改善はされますが、お出かけする度にいたずらされては少々困りものですよね。
今回はそんなイタリアングレーハウンドの性格と、いたずら好きさんになってしまった場合の対処方法をご紹介していきます。
Contents
イタリアングレーハウンドの性格。神経質で甘えん坊?
イタリアングレーハウンドはやや内気、神経質で繊細な性格ではありますが、比較的温和で優しい性格をしています。
そのため、積極的な攻撃行動をみせることはなく、家庭犬として人気です。
家庭犬として人気な理由は他にもあり、イタリアングレーハウンドは神経質な反面、愛情深く、人懐こい性格をしています。
そのため、飼い主や家族には従順で甘えん坊な傾向がありますが、神経質な性格をしているため、知らない人には初めは距離をとるなど、繊細な一面があります。
我が家にはイタリアングレーハウンドが2匹いますが、2匹ともとても甘えん坊さんで、筆者がソファーに座ると2匹とも膝の上に乗ってきてくれます。
知らないお客さんが来たときには、はじめは遠くから観察している様子ですが、慣れてくると近くに寄って行ったり、抱っこをせがむような仕草をみせてくれますよ。
イタリアングレーハウンドはいたずら好き?いたずらの原因は?
本来、イタリアングレーハウンドは甘えん坊で神経質な性格です。
遊びは大好きですが「いたずらが大好き!」というわけではありません。
しかし、イタリアングレーハウンドを飼育されている飼い主さんの中には「イタリアングレーハウンドのいたずらに困っている」という声を良く耳にします。
それでは、なぜイタリアングレーハウンドがいたずらをしてしまうのでしょうか?
*イタリアングレーハウンドのいたずらの原因は分離不安だった!
飼い主が留守にしていたときに、イタグレさんがこんな行動をとっていたことはありませんか?
・遠吠えをする
・家具やトイレシーツをぐちゃぐちゃにする
・いつもはきちんと出来るのに、トイレ以外の場所に排泄をしている
・嘔吐をする
このような行動が見られた場合、分離不安からくるストレス行動が原因とされています。
分離不安とは、飼い主や親犬と離れたことで、淋しさからワンちゃんが起こしてしまう問題行動のことを言います。
本来、子犬によくみられる分離不安ですが、元々甘えん坊で家族が大好きなイタグレは、成犬になっても見られることがあるようです。
我が家のイタグレのうち1匹の特に甘えん坊さんの方は、お留守番になれるまで良く問題行動がみられていました。
具体的には
・毛布をかじる
・嘔吐
などが見られていました。
現在はお留守番にも慣れてくれたので、このような行動は見られなくなりましたが、特に毛布をかじる行動については、誤飲の可能性もあったので、本当に困りものでした。
イタリアングレーハウンドのいたずら!その対処方法は?
分離不安からくるイタリアングレーハウンドのいたずらの対処方法について、ご説明していきますね!
*お留守番に慣れさせる
分離不安の原因は、飼い主から引き離され、取り残される不安から起こると言われています。
不安にさせないようにするためには、練習を積むこと。
お留守番をすることに慣れさせ、飼い主が外出をすることは特別ではなく「少しくらい大丈夫、絶対に帰ってきてくれる」という信頼関係を築くことが大切です。
そうすることで、イタグレが分離不安を起こしづらくなります。
*「行ってきます」を言わないようにする
筆者も、これを知るまでは外出するときに愛犬たちに「行ってきます」「いい子しててね」などと声をかけていました。
しかし、これは分離不安を起こしやすい甘えん坊で寂しがりな犬種にはタブーだそうです。
外出前に話しかけるという行為は「ケージに入る→声を掛けられる→留守番になる」と、イタグレにお留守番を意識させてしまいます。
甘えん坊なイタグレは、お留守番を意識することで余計に不安になってしまうのです。
そのため、外出する際には吠えていても無視して、すみやかに出かけるようにしましょう。
*お留守番しているときに、音楽を流しておく
たくさんお留守番の練習をしても、音のならない室内はイタグレにとってはとても寂しいものです。
そのため、ラジオや音楽を小さめの音で流しておいてあげると良いです。
もし、あなたが日常的に流している音楽やラジオがあるならそれがベストです。
こうすることで、飼い主の存在を感じることが出来るため、イタグレが落ち着いて過ごすことが出来ます。
また、外の物音や人の行きかっていると落ち着かなくなってしまうことがあるため、カーテンを閉めて外からの刺激をシャットしてあげると良いかもしれません。
*お留守番前にたっぷり遊ばせてあげる
遊び好きのイタリアングレーハウンドが十分に遊べないまま飼い主が長時間外出してしまうと、遊びたいストレスがたまったり、お留守番中に不安になりやすくなります。
そのため、お留守番させる前には一緒にたくさん遊ぶ時間を作ってあげ、イタグレの心を満たしてあげるようにしましょう。
また、遊び疲れて寝ながら待つということもできますので、一石二鳥です。
*退屈にさせない
いくらお留守番に慣れていても、長時間1人で過ごすのは退屈ですよね。
犬も退屈になると飼い主のことを思い出しやすくなり、余計に不安になってしまいます。
そのため、普通のおもちゃだけでなくコングなどのフードを詰められるおもちゃを用意するのが良いでしょう。
時間をかけて遊びながら、おやつも食べられますので、時間をつぶすこともできます。
1つだとワンちゃんが飽きてしまうこともあるので、数種類のフード入りおもちゃを用意出来ると良いかと思います。
我が家のイタグレたちはもうお留守番に慣れていますし、年齢も7歳と5歳なのでだいぶ落ち着いてきていますが、もっと若いことはお留守番が苦手でした。
そのため、コングや長い時間噛むことが出来るおやつなどを準備してお留守番中に退屈しすぎないようにしてもらっていました。
イタリアングレーハウンドの性格?【まとめ】
今回はイタリアングレーハウンドの性格についてご説明していきました。
お留守番に慣れてもらうまでは大変ですし、寂しがるイタグレに凛とした態度で向かわないといけないので少々心苦しいところもあり、ついつい甘やかしてしまいがちですよね。
ですが、飼い主は仕事も用事もありますので、四六時中ずっとそばにいることもできませんよね。
そのため、早めにお留守番に慣れてもらったほうが飼い主のためにもワンちゃんのためにも、早く慣れてもらうようにしましょうね。