実はハムスターが咳をする原因はアレルギー、風邪、インフルエンザになっているからなのです。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
ハムスターもインフルエンザになるなんて驚きですよね。
そこで今回は咳をする原因と症状、そして対策を病気ごとに見ていきましょう。
ハムスターが咳をする原因
もしかしてアレルギー?
まず1つ目はアレルギーの場合。
ハムスターが咳をする、一番の原因として考えられるのは杉などの針葉樹を使って作られているウッドチップと呼ばれるハムスター用の床材です。
この針葉樹のウッドチップは多くの飼い主さんが使っているのに実はハムスターがけっこうな確率でアレルギーを起こしやすい素材なのです。
「今まで平気だったのに…」ということもあるかもしれませんがハムスターも人間と同じようにいきなりなる可能性があります。
アレルギーの症状は人間と変わらず咳、くしゃみ、鼻水です。
またアレルギーの場合は同時に皮膚の炎症を起こしていることも多いようです。
皮膚が荒れていたり、毛が抜けていないか一緒に見てあげましょう。
アレルギーになったときの対策としては原因を見つけて排除するしかないでしょう。
もし床材が原因ならば針葉樹のものではなく広葉樹で出来たウッドチップもあるので少し値段は張りますがそれに交換してみるのもいい手だと思います。
それでもまだ咳をするようであれば新聞紙を細かく切ったものにしたり、さらにアレルギー反応が出にくいとうもろこしチップに変えるのもいいでしょう。
他の原因としてはまたホコリアレルギーということも考えられるので常日頃からゲージの中を綺麗にしておくのも対策の1つと言えるでしょう。
もしかして風邪?
ハムスターが咳をする2つ目の原因は風邪の場合。
原因は主に体が冷えたからです。
これも人間と同じですね。
ハムスターは寒さにも弱く、暑さにも弱いためハムスターの飼育適温である20~25度をキープしてあげればかかることはありません。
風邪の症状は咳と透明でサラサラとした鼻水が出ます。
寒い時期に咳や鼻水を出していたら風邪を疑いましょう。
そんな風邪の対策は小動物用のヒーターを使ってあげることです。
「そんなことしないでゲージ全体を温めてあげればいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それをやってしまうとハムスターが暑くなり過ぎたとき体を冷ますところがないので逆に過ごしにくくなってしまいます。
そのため、この小動物用のヒーターがあると自分で体温調節が出来るので飼い主にとってもハムスターにとっても便利なのです。
使い方は「いつもハムスターが寝ているハウス(小屋)の下に置いておく」だけです。
もしかしてインフルエンザ?
最後はインフルエンザの場合。
原因はインフルエンザウイルスか、その他に感染してしまったということが考えられます。
インフルエンザの症状は咳、くしゃみ、鼻水なのですが1つだけ目立った違いがあります。
それは鼻水の状態です。
風邪の場合の鼻水はサラサラと透明なものなのに対し、インフルエンザもしくは細菌感染の場合の鼻水は黄色く粘っとしたものが出ます。
それがアレルギー、風邪との大きな違いで判断基準でしょうか。
対策としては感染させないことでしょうか。
滅多にかかることはないと思うのでそこまで警戒する必要はないと思います。
もしかかってしまったら動物病院へ行きましょう。
先生がハムスター用の抗生剤を処方して治してくれるはずです。
ハムスターが咳やくしゃみをする!3つの原因と対策方法【まとめ】
ハムスターが咳をする原因、それは主にアレルギー、風邪、インフルエンザだということがわかりましたね。
筆者もハムスターを飼っていたのですが、そのときはとくにアレルギーも出さず、風邪を引くわけでもなくインフルエンザになることもなかったので今回の調べてみてとてもタメになりました。
今ハムスターと一緒に過ごしている人もそうでない人もこれから過ごす予定の人も知識として覚えておいて絶対に損はしないですね!