それは何故かというとハムスターは餌が悪いと牧草を食べることがあるため、床材である藁を食べることがあります。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
そこで今回は「床材である藁(牧草)をなぜ食べるのか」を詳しく解説すると共に、色々ある床材の種類をご紹介したいと思います。
Contents
ハムスターは、なぜ藁を食べるの?
まず最初は「なぜハムスターが床材である藁を食べてしまうのか」。
その理由は冒頭でも書いたとおり餌が悪いからです。
けれど、やはり藁より食用の牧草や野菜の方がハムスターにとっても美味しく栄養あり、安全です。
穀物の外皮はハムスターにとってさらに美味しいらしいです。
中には「藁は草食動物の餌になるから安全でしょ」といった考えをもっていたり、ウサギやモルモットなどのハムスターより大きな生き物と同じで大丈夫といった考えを持つ人からすすめられることがありますがこれは間違いです。
人間に例えると曲がった竹で布団を作るようなものなのです。
またハムスターには藁の加工が難しいためこれだけでは床材にはなりません。
そして怪我をする可能性もあります。
まずハムスターは目が横に飛び出てついていますよね?それに加え、藁はハムスターよりも大きいうえにハムスターは床材に埋もれて寝ることがあります。
察しのいい方は言わなくてもわかると思いますが、藁を床材にすると最悪目に刺さるということ事故が起こります。
そんなこと起こるわけないと思うかもしれませんが実際に起きているようです。
じゃあハムスター飼育におススメの床材ってどんなのがあるの?
さて藁は床材に向いていないということがわかったところで、じゃあ何がいいのか。
ここからは様々な床材を紹介したいと思います。
やはり種類によってメリット、デメリットがあるのでよく読んで果たしてどれが一番いいのか判断しましょう。
新聞紙
新聞紙はハムスターの床材にとって一番適している思う素材です。
なぜなら新聞紙はペットショップで販売しているものと違い、我々人間が手に取って読む身近なものなので例え赤ちゃんが誤飲しても大丈夫に作られています。
それに加え保温性、通気性にも優れており冬は暖かく夏は涼しく過ごすことが出来ます。
そして一番の利点はその安さです。
新聞紙をとっているお家ならば「床材として」の値段は0円です。
そうでない人でも「新聞紙くれませんか?」と言えば大半は譲り受ける事が出来るでしょう。
しかしそんな優秀な新聞紙にも欠点があります。
それは「床材にするために細かくする手間」です。
シュレッダーにかけるのが一番楽ですがなかなかあるお家の方が少ないと思います。
そんなときははさみなどでジョキジョキするしかありません。
ウッドチップ
ウッドチップはハムスターの床材と言えばこれ!という感じでペットショップで販売され、最も使われている素材です。
ウッドチップは広葉樹、針葉樹、ペーパーチップの大きく分けて3種類があります。
吸水性、保温性に優れていてとてもバランスが取れているのがウッドチップの特徴です。
そんなウッドチップの最大の利点は安く、スーパーなどペットショップ以外の場所でも買うことが出来るということです。
またウッドチップの欠点はパイン材、針葉樹、加熱処理をしていないものはアレルギーが出やすいということです。
ですが広葉樹のものは他と比べて価格は高くなりますがアレルギーは出にくいようです。
とうもろこしチップ
とうもろこしチップはコーンクリーンとして販売されていることもあります。
またこの床材の利点は野生のハムスターが使っていたものと近いのでアレルギーを起こしにくいことです。
敏感肌なハムスターはさっき紹介した比較的アレルギーの出にくい広葉樹のウッドチップでも炎症を起こしてしまうことがあるのでその場合はこのとうもろこしチップがいいでしょう。
気になるとうもろこしチップの欠点はとにかく売っているところが少なくペットショップですらなかなか見かけないということです。
もちろん地元にあるのが一番いいのですがない場合はネット通販に頼りましょう。
ハムスターの床材の掃除頻度は?
床材の掃除頻度なのですが場所によって変わります。
おしっこ場所、給水器下などの濡れた場所は1日~2日に1回。
うんち、古くなった床材、砂遊び場・お風呂場は1~2週間。
ゲージ本体、巣箱は1ヶ月。
という感じです。
注意したいのは古くなった床材の交換です。
ここで全て一気に交換してしまうと自分の臭いが無くなってしまうのでストレスになってしまいます。
なので1/4~1/5ぐらいの感じで交換してあげましょう。
ハムスターが藁を食べる理由は?【まとめ】
ハムスターが藁を食べる理由はご飯の栄養が足りていないから。
そもそも藁はハムスターの床材としては目を突いたりする危険があるためオススメ出来ないしもっと新聞紙など安く安全なものがある。
そして床材の掃除頻度は場所によって変わるが濡れた場所は1日~2日に1回、うんち、古くなった床材、砂遊び場・お風呂場は1~2週間、ゲージ本体は1ヶ月ということがわかりました。
筆者が飼っていたときは床材におがくずを使っていました、新聞紙ってすごく優秀なんですね。
飼っているときに知りたかった情報でした…。