保護猫を飼うメリットとデメリット!引き取り前に確認しておきたい!

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猫を飼う時の手段として実は「保護猫を引き取る」という手段を検討していない方の割合が高い事がわかっています。

理由としては、「引き取るまでのことがわからない」、「見に行ってみたけど成猫ばっかりで諦めた」ということが多いようです。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

でも実は保護猫を引き取る方がメリットが多かったり、成猫の方が飼いやすかったりします。

その辺りの話を書いていこうと思います。

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目次

保護猫を引き取るのは社会的なメリットがある

野良猫や捨て猫が増え続けています。

そして年間の猫の殺処分数は、なんと6.7万頭といわれています。


環境省の2004〜2015年の推移データでは全体的に減ってきてはいますが、それでも数多くの命が絶たれています。

減少してきた背景には、民間の動物愛護団体が直接ペットの引き取りをする数が増えたこと、動物愛護法の改正が行われ、保健所が「やっぱりいらない」、「可愛くなくなった」等の安易な理由で捨てる飼い主からの引き取りを、拒否することができるようになったからです。

しかし、動物愛護団体に引き取られる数が多くなればなるほど、手も足りなくなり充分に手が届かなくなっているのが実際問題で起こっています。

愛護団体や、保健所から保護猫を選ぶことによって、また野良猫たちへの保護もできるようになり、引き取ってもらえた保護猫も新たな家族と迎える幸せを感じることができます。


私は別々の保健所から2匹を引き取りました。

その理由としてはいつかは皆死ぬけれど、同じ死でも殺処分される悲しい死ではなく、幸せと感じた死であってほしいと思い、掲示板を調べ連絡をしました。

まさに天寿を全うして欲しいと思ったからです。

今までは猫の立場からのメリットでした。

では、飼い主側のメリットは何でしょうか?

保護猫を引き取る飼い主側のメリットも沢山ある

○世話の費用にお金をかけることができる

猫を店やブリーダーから飼おうとすると、数十万円してしまいますよね?保護猫に関しては、引き取りなのでその分の費用はかかりません。


おもちゃやキャットタワー、餌、ケージ、病院など必要な費用にだけ費用をかけることができます。

猫グッズを揃えていくのも決して安くはないので、そこだけにお金をかけることができるのは安心です。

○引き取った後のこともみてくれる

私も実際犬を店で飼った時、骨が腐る病気を慢性的にもっていたことを隠されて、後で様子がおかしくすぐ病院に行った結果、それがわかりました。

ですがお店に問い合わせても、知りません、責任はとれません。

とだけ言われたことがあります。


飼った後は自己責任。

ではなく引き取った後の相談やアドバイスも教えてくれますし、引き取る際、どこの病院がいいのかわからなければ、自分の機関がお世話になっている病院を教えてくれたりサポートもしっかりしてくれます。

定期的に私もハガキが送られてきたり、連絡が来たりもします。

そういったところでも安心できると言えます。

○保護猫たちの詳しいステータスがわかる

来て間もない保護猫の場合は詳しく聞けないこともありますが、ある程度いる猫は性格や行動パターン、トラウマの有無、警戒心の有無、好き嫌いがありそうかどうか、病気や障害、怪我の有無、を聞くことができます。

間もない保護猫でも、保護された理由と保護された時の状態、野良猫か元家猫か、トラウマの有無、病気や障害、怪我の有無は聞くことができます。

病気などは元々ある状態で保護される猫も普通にいます。


その保護猫たちも幸せになれるように隠さずきちんと説明をします。

もし隠して後からとなると、また捨てられたり遺棄される可能性もあるので、それを防ぐためです。

それでも大丈夫と引き取ってくださる飼い主さんもいらっしゃるのであえて隠す必要もありません。

飼い主さんと、保護猫のお互いが幸せになってもらいたいのです。

そういったところでも安心して引き取ることができます。

○子猫だけでなく、成猫も沢山いる

店には子猫が多く売られていますが、実は子猫の方が一人暮らしや、仕事で留守の時間が長い場合はとても危険です。

そういった条件の方には成猫をお勧めします。


理由として、子猫は体調が気温や環境で変わりやすいこと、1日に3回ご飯をあげなければ、命の危険がでてくること、運動量が多く、カーテンや柱に登ったりするので、アパートで住んでいる人には難しかったりします。

一緒にいる時でも、少しでも目を離してしまえば思わぬ事故になることもあります。


その点成猫は、良し悪しも身についていたり、体調面の安定、寝ていることが多いため大人しく、安心して留守番を任せられます。

そのため、ペット可でも退去する時の原状回復もかなりかかってしまいますが、子猫に比べると、そこまで大きな傷はつかないので、その辺りの心配がある方にもお勧めです。

○保護猫のデメリット

保護猫を引き取るにあたっての条件があることはデメリットだと言えます。

店で飼う分は特に条件なく飼うことができるためです。

しかし、条件があるのもきちんとした理由があるのです。

簡単に再び捨てられてしまったりしないようにするためです。

保護猫は辛い過去を持っている子が沢山います。

その子たちに再び辛い思いをさせたくない、幸せになってほしいと願って作られている条件です。

なので、デメリットかと言われると受け取り方によりますが、一概にデメリットとは言えないのでしょう。

保護猫を引き取るにあたってのメリットとデメリットとは?【まとめ】

保護猫や野良猫にとっても、飼い主にとってもメリットが沢山あります。

保護猫の引き取りを検討する事が当たり前になり、殺処分が減るのと同時に、保護猫と飼い主の間で充実した幸せな生活を送る人が、1人や2人でも少しずつ、増えていってほしいとおもいます。

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