ヘルマンリクガメのオスメスの違い!飼うならどっちがおすすめ?

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ヘルマンリクガメは、飼育する上ではオスメスどちらを選んでも特に変化なく飼育することができます。

オスメスの見た目での違いと言えば、メスのほうが少し大きいということくらいしかありません。

細かく見ると、尾の太さが違う、お腹側の甲羅が違うことがありますが、どうしても尻尾が太いほうがいいという方以外は気にする必要はないでしょう。

そもそも、ヘルマンリクガメは、性成熟してオスメスを判別できるまで10年も掛かってしまうため、ベビーで飼育を始める段階ではオスメスの判別ができません。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

唯一気をつけなければいけないことと言えば、メスは性成熟すると無精卵を産むため卵詰まりの心配があること、産卵後に栄養のある餌を与える必要があるという点で、飼育にひと手間が掛かります。

しかし、普段から大切に飼育していれば何も心配せずに乗り切ることができます。

生理現象のため、毎回体調を崩すとかはなく、普通ならトラブルなく終えることができます。
飼育を始める段階ではオスメスの判断がつかないため、無精卵のことも頭に入れたうえで飼育を始めましょう。

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目次

ヘルマンリクガメのオスメス違い

体の大きさ

ヘルマンリクガメのオスメスの見分け方はまず、体の大きさを見ましょう。
大きくてずっしりしているほうがメスです。こんなに簡単なことですが、結構差があるので慣れれば分かってしまいます。

尻尾

次に尻尾を見ましょう。オスの尻尾はペニスをしまう場所でもあるため太くなっています。

その分太くなっていると覚えれば初心者の方でも今から雌雄判別ができてしまいますね。

こんなに差があることに驚くくらいオスの尻尾は太いため、体の大きさで分からない場合は尻尾を見れば一瞬です。

甲羅

最後に、オスのヘルマンリクガメはお腹の甲羅がへこんでいます。

これは、交尾をする際にメスに乗りやすくなるためです。甲羅がへこんでないと滑ってしまい、子孫を残すことができません。

最後にまとめると、オスは体が小さい、尻尾が太長い、お腹の甲羅がへこんでいる。メスは体が大きい、尻尾が細短い、お腹の甲羅がまっすぐ。

ということになります。飼育を始めて10年くらいしたら見分けることができるので、一大イベントとして楽しみにしておきましょう。

無精卵の対処法

飼っているヘルマンリクガメがいきなり卵を産むとびっくりします。

ふとケージをのぞいたら卵が転がっていて糞と血管のようなものが散らばっていて…と何も準備をしていないと卒倒してしまうような光景が広がっています。

爬虫類は生理現象として卵を産みます。交尾していなくても成熟すれば卵を作り、産むことができます。オスを飼っていないのに産んでしまうのです。

年に1回産むことになるので初めて産んだらその時期を覚えておけば次から対策ができますね。

オスメスの判別ができるようになる前に卵が産まれてしまうこともあり、卵を産んだことでメスだということが分かることもあります。もしものために対処法を頭に入れておくと困らないです。

無精卵を産む際の前兆として、食欲が増えます。
普段より野菜の消費が増えてきたら、産卵の心構えをしましょう。
そして産卵後には体力を消耗しています。常に餌を切らさないようにし、体力の早期回復をしましょう。

昆虫も与えてみると良いかもしれません。温度も暖かめに保ち、これ以上体力が消費しない環境にしてあげましょう。

ヘルマンリクガメのオスメスの違い【まとめ】

爬虫類はオスメスによって違いが多いことがあります。発色の鮮やかさや、個体の大きさが目立ち、ペットショップでもオスメスで値段が全然違うことがよくあります。

その点、ヘルマンリクガメはオスメスの違いが少なく、オスメスの違いで飼いたい方を選ぶことはありません。

ペットショップでは飼いたい性別ではなく、飼いたい個体を選ぶことができますね。

男らしい名前をつけたら10年後に女の子だということが判明するかもしれません。オスメスどちらか分かるころにはかけがえのない家族になっていることでしょう。

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