よく聞くのは、「オスが甘えん坊で、メスはツンデレ。
やんちゃなのは両方一緒」だと思います。
自分の愛犬はオス犬で、もう少しで15歳になりますが、やっぱり甘えん坊だと思います。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
ちなみに利口かというと答えは「イエス」です。
ミニチュアピンシャーはかつて、ネズミ狩り犬として活躍していたり、地域によって警察犬や、麻薬探知犬として活躍していたからです!だからこそきちんとしつけないと、後々大変なことになります!
今回は
②利口な子のしつけ方
③しつけの際してはいけないこと
について、まとめていこうと思います!
ミニチュアピンシャーの性格オスとメスの差
多分皆さんが最初に思うこと。
それは、「性格」だと思います。
何故かというと、迎える犬や猫の性格により、その人が動物を飼う前と後でライフスタイルが変わってしまうことがほとんどだからなんです。
そして犬種によって性格が違えば、「あれ?この子意外とびびり?」と個々の性格も違うし、成長して性格が変わる子や、去勢や、避妊手術によって性格が変わる子もいます。
まず世間一般的なオスとメスの性格をみてみましょう!
世間一般的のオスとメスの性格の特徴
☆オス
成犬になってもやんちゃ 遊ぶ、散歩が好き 番犬に向く 甘えん坊 ヤキモチ焼き 勇敢 縄張りがある 攻撃的な子もいる 子供っぽい 発情期のときはメスを追いかけることがある 寂しがり 留守番が苦手 気が弱い子が多い 気分にムラがある 結構分かりやすい性格をしている 興奮すると、手に追えないことも
☆メス
マイペース 散歩はあまり好きではない 大人びてる 気が強い子が多い 穏やかでおとなしい 母性がある 生理中は攻撃的になる 縄張り意識なし ツンデレ 成犬になると落ち着いてくる 興奮しにくい しつけがしやすい 留守番が得意 おもちゃの食い付き具合はあまりよくない 番犬にはあまり向かない
結構差があることがわかりますね!
では、ミニチュアピンシャーの性格オスとメスについてあげていくと、こうなります!※オス犬は自分の愛犬を参考にしています。
☆オス・・・やんちゃ 散歩大好き 怖いもの知らず 勇敢で忠実 甘えん坊 マイペース 自己主張分かりやすい 穏やか 面倒見がいい ヤキモチ焼き(若い頃のみ) 縄張り意識があるがそこまでではない 好奇心が強い
☆メス・・・おてんば 散歩大好き 気が強い マイペース ツンデレ 甘えん坊 縄張り意識ある子もいる 飼い主に忠実 びびりな子もいる ヤキモチ焼き
と、まあこんな感じです。
ミニチュアピンシャーはオスメス関係なく、やんちゃでおてんばな子が多いのと、飼い主に忠実、遊ぶことが好きな子が多いことがわかります。
家の愛犬も仔犬の頃獣医さんに「この子は、一生このままやんちゃです」と言われて、本当にそのまま育っています。
流石に仔犬の頃ほど興奮したり、延々と遊ぶことはなくなりましたが、やんちゃはやんちゃです。
現在15歳になる愛犬はあまりにのやんちゃっぷりに、15歳になるシニア犬なのに、仔犬から8歳位に外見だけで間違われます(笑)で、事実を伝えると驚かれる(笑)それでも仔犬の頃に比べれば落ち着いたのですが、世間一般的にはまだまだやんちゃみたいです!(笑)
メスはというと、あまり見かけたことはないのですが、自分が知ってる限り、メスもおてんばな子が多いです。
性格は、おとなしいかと言われるとそんなこともなく、「ツンデレ」って言葉が似合いそうな子が多いイメージです。
例えば、人は良いけど犬はダメとか、自分から向かうのは良いけど凝られるのが嫌とか。
家の愛犬はオスで、未去勢なのでメス犬を見るとしつこい位追いかけるのですが、メス犬は大体は家の愛犬に怒ったり、お尻を嗅がれないように逃げ回ったり、自分や、飼い主さんに救いを求めたりしています。
ですが、メスも番犬になるみたいで、飼い主にも忠実なのは、オスメス関係ないみたいです!
利口な子のしつけ方
ミニチュアピンシャーを始め、動物は頭がいいです。
人間が思っているよりかなり。
だからこそきちんとしつけないと大変です。
ちゃんとしつけないと、飼い主を下に見るようになり、攻撃的になったり、言うことを聞かなくなったり、最悪誰かを傷つけてしまうかも知れません。
ミニチュアピンシャーの場合も、かなり頭が良い犬種なので、甘やかして育ててしまうと、それが癖になり覚えてしまいます。
実を言うと、家の愛犬も子犬の頃、幼かった自分と、いつも一緒にいた親が間違えたしつけをしてしまったせいで、人や犬を噛んでしまったり、拾い食いやいたずらをするわ、偏食するわ、ムダ吠えする子になってしまったことがありました。
正直保健所の話も出ました。
自分達のせいで、愛犬が処分されてしまうことが悲しく悔しかった自分は、毎日本屋さんや図書館に通って猛勉強。
そして愛犬を1からしつけし直したのです。
結果保健所行きの話も流れ、人や犬を噛むこともなくなり、ムダ吠えや拾い食いもしなくなりました。
いたずらはたまにしますが、だいぶ回数は減りました。
自分が、愛犬をしつける際していたのは、「ちゃんと上下関係・姉弟(してい)関係をつけること」でした。
「犬基準」になるように飼い主が動くのではなく、「飼い主基準」で動くように犬を誘導することに切り替えたのです。
字にすると難しく感じると思いますが、例えばおやつを、吠える度にあげていることを習慣になっている方は、「1日2回ジャーキー2本何時と何時だけそれ以外は何もあげない」とルール決めるとか、そんなことでいいんです。
問題は根気よくやれるかです。
1度着いた習慣はなかなか消えませんし、犬も2、3日では流石に覚えることは難しいです。
なので、最低でも1ヶ月~3ヶ月の長期戦になることを覚悟してください。
飼い主さんの心を鬼にすることも大切です。
新しくルールを変えたことで貴方の愛犬はきっと要求をしてくると思いますが、それに負けないようにしてください。
そして、しつこく要求することで怒鳴らないこと。
ここで怒鳴ったら悪化します。
但し怒ることは可。
怒り方があるので、下記で紹介します。
あまりにしつこいときは、別のことで気を紛らわしたり、飼い主が隠れることをオススメします。
で、落ち着いたら、きちんと誉めること。
アメとムチを使い分けることが大切なんです。
しつけの際してはいけないこと
躾は、飼い主とペットの中で切っても切れない宿命です。
そして飼い主さんの躾次第で、ペットの人生も変えてしまうと言っても過言ではありません。
躾の際やりがちなことをあげると恐らく下記だと思います。
・言うことを聞かないので怒鳴る
・粗相したところに鼻を近づけて叩く
・可哀想だから躾を諦める
・ムダ吠えを辞めさせる為におやつをあげる
等だと思います。
ですがこれすべてNGです!!これらほとんど意味がなかったり、逆効果になってしまうことが近年わかってきています。
理由を上げてくと、犬の顔色を伺いながらしつけると、犬は飼い主を嘗めてみます。
犬は本当に賢くて、自分より弱いやつやリーダー向きじゃない人には態度が180度違います。
そんな人が怒鳴ったり手を挙げても「お前なんか怖くないやい」と犬を興奮させてしまいますし、諦めたら試合終了。
犬の思うがままになります。
そしてやめて欲しいことのためにおやつをあげると、「吠えるのを辞めたらおやつがもらえる」ではなく、「吠えたらおやつがもらえる」と犬が勘違いしてしまいます。
粗相に関しては、粗相した場所に鼻を近づけても効果ないです。
そんなんで直ったら誰も苦労しません。
そこで、上記5つの効力法を教えます!
- 犬の機嫌を伺いながらしつける→こちらが怖がってしまうと犬に伝わってしまいます。
毅然とした輪とした態度で接する。
- 言うことを聞かないので怒鳴る→感情的になってしまいがちですが、怒鳴るのではなく、静かに怒る。
ポイントは高い声で怒るのではなく、低い声で静かに怒る。
- 粗相したところに鼻を近づけて叩く→これは効果ないです。
なので、粗相したところは怒らず掃除する。
もし、して欲しいところがあるなら、粗相してしまった排泄物をトイレシートに染み込ませて、して欲しい場合に持っていく。
粗相してしまった場合は基本掃除。
犬は自分の匂いを消さないようにする習性があります。
特にオス犬はマーキングがあるので、結構効果あります。
そして決まった場所にするまではマーキングシートをつけてください。
このやり方はオス向きてすが、成犬になっても効果あります。
- 可哀想だから躾を諦める→諦めたら貴方の愛犬は、貴方と一緒に居られなくなります。
愛犬の為を思うなら、心を鬼にしてください。
貴方が一生懸命向き合えば愛犬も答えてくれます。
- ムダ吠えを辞めさせる為におやつをあげる→ムダ吠えを辞めさせる方法がおやつ以外にもあります。
それは、ビニール袋。
どうするかというとビニール袋に空気をいれて膨らませます。
そして犬が吠えて欲しくないときに吠えたら、ビニール袋を手で叩いて犬の近くで割ってください。
パンッと。
そしてそれで鳴くのを辞めたらおやつをあげてください。
これ簡単に説明すると犬をびっくりさせて黙らせる作戦です。
これをムダ吠えの度にやっていくと、段々と犬が学習していきます。
吠えたら自分よりおっきな音がしてびっくりする→あの音やだから吠えるの辞めよう→吠えるの辞めたらおやつくれた!という形になる。。と思います!また、犬が吠えるのは理由があります。
何故吠えるのか、いつ吠えるのかよく確認してください。
まとめという名のおまけ
いかがでしたか?今回の記事で犬の頭の良さや、躾の大切さがわかって頂けたら幸いです。
そしてくどいようですが、ミニチュアピンシャーは本当に頭がよく賢い犬種です。
自分も驚く出来事があったので、最後に紹介します。
自分の親は耳が遠くやかんでお湯を沸かしていたのですが、気づかず家事をしていました。
すると、やかんからピーという音が鳴り出した瞬間、愛犬が普段聞いたことがない高い声で(普段は低い声で鳴き遠吠えもしないのです)、遠吠えをしていたのです。
そして親が気づいてやかんを止めたと同時に泣き止んだのです。
それがやかんと携帯電話限定で、耳が遠い親限定で、鳴くのです。
勿論自分は教えていません。
犬も自分で学習するんです。
自分も知らなかったです。
なので、頭の悪い子なんか一匹もいないのです。
むしろ頭の悪い子に見えるように、間違ったしつけをしてしまった飼い主さんの問題です。
飼い主さんの躾次第で、悲しい結末を迎えてしまう子を減らしていきましょう!