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成猫では3.5~5㎏あたりが平均体重とされ、オスのほうがメスよりもやや体格も大きく、体重も重たくなります。
要注意なのは、マンチカンが太りやすい猫種であることです。
子猫の時と同じぐらい食欲旺盛ですが、おねだりのかわいさに負けてしまってはいけません!
この記事では、子猫時代のマンチカンの体重推移や、成猫になってからのマンチカンの平均体重、肥満になってしまった場合のダイエット方法について詳しく説明していきます。
またマンチカンに特徴的な性格についても紹介します。
マンチカンは好奇心が強く、頭が良いので初めて猫を飼う人にも適しているとされています。
また、社交性もあるので飼い主や他の先住ペットたちとも仲良くなることができますよ!
特にメスのマンチカンでは、クールビューティな性格に育つことが多く、時に「きつい性格」と思われてしまうことがあるようです。
しかし、ちょっと臆病で神経質な部分を理解してあげればそんなことも感じなくなります。
このような性格に合わせた育て方として、おもちゃの設置やこまめなコミュニケーション、危険物の除去などの工夫を行うことが大切です。
しつけは大声や威嚇的な態度で行わず、優しく行うと効果があるようです。
Contents
マンチカンの体重
子猫から成猫までのマンチカンの体重推移
マンチカンは短足のイメージが強いですが、実はマンチカン全体のうち短足は2割程度しかいないと言われています。
足の長さが違う分、短足のマンチカンは長足のマンチカンより体重は軽い傾向にあります。
そんなマンチカンの体重はどのように推移していくのでしょうか。
生後3週間ほどで赤ちゃんマンチカンの体重は300~400gほどになります。
生後3か月になると1㎏を超えてきて、足の長さによって徐々に体重の違いが出てきます。
短足では1~1.3㎏、長足では1~1.5㎏ほどに成長します。
生後6か月になり体重が2㎏を超えてくると、避妊や去勢手術を受けられるようになります。
短足の子は1.7~2.0㎏、長足の子は2.5~3.0㎏まで大きくなります。
1歳になると、人間でいう20歳ほどに成人(成猫)し、短足の子は3.0~3.4㎏、長足の子は3.5~4.5㎏ほどになります。
この時の体重が今後の体重管理の目安となります。
成猫のマンチカンの平均体重。オス・メスの違い
体重の推移で説明したように、1歳を迎えたマンチカンの体重が適正体重だとされています。
およそ3.5㎏前後が成猫のマンチカンの平均体重で、体長にもよりますが5㎏を超えると肥満だとされるようです。
オスのマンチカンの方がメスよりも体長・体格が大きくなりやすく、体重は重い傾向にあります。
様々な猫の中でも、マンチカンは太りやすい種類です。
特に避妊や去勢手術を終えた後は他の猫と同じく太りやすいので、体重管理は欠かせません。
マンチカンの体重管理
食事による体重管理について
マンチカンのご飯としてドライフードやウェットフードが一般的です。
マンチカンだからという区別はあまりなく、ご飯のパッケージに書かれている通りの基準量を与えていれば大丈夫です。
成猫になったら、ご飯の時間は朝と晩の1日2回が望ましいです。
マンチカンの子は食いしん坊が多く、それが肥満になりやすい原因です。
飼い主に甘えてみたりおねだりしてみたりと、賢く要求してきます!
ここでかわいさに負けてご飯やおやつを余分に与えないようにしてください!飼い猫の思うつぼです(笑)。
辛いですが、心を鬼にしておねだりを無視するようにしてください。
また、まだご飯を食べていないようなそぶりに騙されないようにしてください(笑)。
運動による体重管理について
マンチカンの体重管理として、運動も大切です。
マンチカンに限らず、猫は床の上での水平運動よりも上下運動を好みます。
上下運動の方がカロリー消費も多いです。
ただし、足の短いマンチカンですから高すぎる段差には登れません。
もし登れたとしても降りられなくなってしまうこともあります。
低めのキャットタワーなどでたくさん運動をしてもらうようにしましょう。
マンチカンはもともと好奇心旺盛で遊び好きな猫です。
キャットタワーでの運動以外にも猫じゃらしなどのおもちゃを使って、しっかり遊んで運動をするようにしてください。
マンチカンの性格について
マンチカンの性格は好奇心が強くて遊ぶことが大好き!
マンチカンは明るい性格で、社交性も高い性格だと言われています。
そのため、飼い主などの人間や、他のペットたちとも仲良くすることが得意です。
初めて猫を飼う人や他にもペットを飼っている人が買うにはぴったりです!
また、好奇心旺盛で遊ぶことが大好きです。
特に子猫時代には、飼い主のストーカーをしたり家じゅうを探検したりと本当に活動的な様子を見せてくれます。
姿が見えないと思ったらとんでもない隙間に隠れていることだって珍しくありません!
好奇心や社交性の高いマンチカンの育て方として、まずはマンチカンが興味を持ちそうなおもちゃやキャットタワーなどをお部屋に置いてあげるようにしましょう。
また、おもちゃを使って積極的にコミュニケーションをとって遊んであげましょう!きっと大喜び・大興奮してくれるに違いありません!
ただし、コンセントや火器をはじめ危ない場所には近づけないように工夫をしましょう。
コンセントカバーや飼い猫の開けられない引き出しの中などにあらかじめしまっておきましょう。
高すぎるキャットタワーや障害物は、一度登ったら降りられなくなる危険もあるのでなるべく避けます。
マンチカンは頭が良いのでしつけがしやすい
マンチカンは様々な猫の中でも頭の良い種類だと言われています。
何度も繰り返ししつけることで粗相やイタズラをしなくなります。
ただししつけといっても怒ったり叩いたり大声を出したりする育て方をしてはいけません。
賢いマンチカンに「この人は怖い人だ」と覚えられてしまい、近づいてきてくれなくなってしまいます。
そんな悲しいことはありませんよね。
マンチカンの性格はきついって本当?
マンチカンは甘えん坊な性格であることも知られています。
特にオスのマンチカンは甘え好きで人間にもとてもなついてくれます。
マンチカンは「きつい性格」だと言われていることもあるようですが、それは以下の特徴があるからだと思います。
決していつもきつい性格をしているわけではないようです。
まず、臆病な一面ももっているので、大声や物音が苦手でその時の反応から「きつい」と思われてしまうこともあるようです。
また、メスのマンチカンはオスほど甘えん坊ではなくクールな性格が特徴的です。
見た目と相まってまさに「クールビューティ」という感じです!
出産や育児の時期などは一層「きつい」印象になりますが、それは他のメス猫も同じです。
マンチカンはきれい好きな子も多いのでその神経質な一面が「きつい」と思われてしまうのかもしれませんね。
そんなマンチカンの性格に合わせて、
・強く叱らない
・妊娠や育児中はそっと見守る
・トイレをはじめ飼育環境はいつもきれいに掃除する
このような育て方をすれば、マンチカンをきついなどとは思わなくなりますよ。
マンチカンの体重と性格について【まとめ】
マンチカンの体重について、生まれてからの体重の推移や成猫になってからの平均体重、オス・メスの違い、そして管理方法をまとめました。
足の長さやオス・メスによって体重が違うので、結構ばらつきがあるみたいですね。
食いしん坊で太りやすいとされるマンチカンですが、肥満になるとどうしても病気や早死にしてしまう可能性があります。
健康で長生きしてもらうためであれば、毎日おねだり攻撃をかわすことぐらい平気ですね!ま太ってしまったとしても、毎日たくさん遊んであげることでダイエットを行うこともできます。
平均体重を知って適正な体重管理に努めましょう。
人によってはマンチカンの性格を「きつい」と表現することがあるようですが、基本的にはマンチカンは社交的で賢く、好奇心旺盛で甘えん坊な性格をしています。
猫を初めて飼う人にも最適な種類の一つだともいわれています。
臆病なマンチカンの怖がることをせず、たくさん遊んでコミュニケーションをとって育てると、ちゃんとなついてくれます。
マンチカンの性格特徴に合わせた正しい育て方をして、良い関係を築いていきましょう!