可愛いなと思って飼ってみると意外にも臭いが気になるものです。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
人間は臭いが気になると「お風呂に入ろうかな」と思いますが、フクロモモンガはお風呂に入れた方がよいのでしょうか?
また、入れるとしたらどうやって入れていったらよいのか一緒に学んでいきたいと思います。
フクロモモンガの臭いの原因は?
まずは「体臭」。
フクロモモンガの体臭はメスよりもオスの方がきついです。
それは縄張りを守るために臭腺から臭いを出しているからです。
メスが全く臭わない訳ではないですがメスよりもオスの方が臭うといった感じです。
次に「排泄物」。
排泄物は放っておくともちろん臭いはきつくなってきます。
トイレのしつけはほぼ不可能なので、決まった場所で排泄しません。
こちらはケージのお掃除を毎日行う、月に1回はケージもお風呂場などで洗い、日光に当ててよく乾かすことで臭いはだいぶ軽減します。
食べこぼしなども臭いの原因になるので毎日使う食器類は清潔に保ちましょう。
また脱臭機を置いてみるのも一つの手かもしれません。
(空気清浄機ではなく脱臭機です。)
フクロモモンガのお風呂の入れ方は?
私もフクロモモンガを飼っているのですが、私は1回もお風呂に入れたことがありません。
これは飼い主の考え方によると思います。
私の場合は「フクロモモンガは自分たちで体を舐めてちゃんと綺麗にしている」と思うからです。
あとは、「風邪をひいてしまうのではないか?」という不安があるからです。
完璧に乾かせば問題はないと思うのですが、ドライヤーで体調を崩してしまわないか、など心配になるからです。
私はすごく汚れが目立つ場合のみ、温かい濡れタオルをきつく絞り、体を拭いてあげる程度です。
しかし、お風呂は入れてはいけないという事ではないので(私も完璧に管理が出来るなら入れるかもしれません)注意しながらでしたら良いと思います。
特にベビーちゃんは体温が急激に変わらないように気をつけなければいけません。
では、実際にどのようにお風呂に入れたらよいでしょうか?
私がフクロモモンガをお風呂に入れた経験がないので色々と調べたことを書かせていただきます。
まずは事前に準備をしっかりしておくことです!
タオルも数枚、ドライヤーもすぐに使えるようにしておきましょう。
ぬるま湯につかってもらい、体を優しく洗ってあげます。
ここでシャンプーなどは必要ありません。
フクロモモンガをお風呂に入れるときの注意点
フクロモモンガをお風呂に入れるときの注意点の一番大事な事はとにかく「体を冷やさないこと」です。
お風呂のお湯も冷たすぎても熱すぎてもいけません。
もちろんお湯が冷たければ体温が下がりますし、お湯が熱ければ体温が上昇、やけどということになります。
適温のお湯で洗ってあげて、すばやく完璧に乾かしてあげてください。
乾かす時もドライヤーが近すぎるとやけどしてしまいます。
タオルでしっかり拭いてあげると、ドライヤーの時間も短くなります。
乾ききっていないと風邪をひいてしまったり、体調を崩してしまったり、死に至る可能性もあります。
ベビーちゃんの時はお風呂はやめておいた方がいいかもしれません。
フクロモモンガのお風呂に入れるべき?【まとめ】
フクロモモンガのお風呂は肯定派の方もいれば否定派の方もいらっしゃると思います。
飼い主の考え方次第ですが、小動物は臭いがあるのは当たり前です。
フクロモモンガのお風呂に入れるのはこちらの都合・・・かもしれませんが、我慢できなくなったら洗ってあげるのも良いと思います。
その方がお世話がしやすくなりますね。
その際は事前に準備をしっかりして、よく観察しながら洗ってあげましょう。
とにかく「体を冷やさないこと」と「すばやく入れてあげること」が重要です。